概要
多くは完全な海水魚だが、一部は汽水域に生息する。完全な淡水魚は発見されている限りいない。
背鰭に8~11本、尻鰭に2本の棘(棘条)があるのが特徴で、浮き袋の周辺の筋肉を使って音を出す。
大きさは種類にもよるが、体長60~200cm内外に達し、体は側扁する。体の背面は銀色がかった灰色、腹面は淡色で、淡褐色の斜走帯が各鱗に沿って走る。
耳石が大きいという特徴ももち、調理するときなどに目につくことから「いしもち」とも呼ばれる。
ニベは食用にもなるが、膠という接着剤を作るのにも使われる。この膠は接着力が強く、それから転じて「人懐っこい」という意味と、「にべもない」=愛想がないという対義語が生まれた。
ニベの一覧
オオニベ属
- オオニベ(メイン画像)
キグチ属
- フウセイ
クログチ属
- クログチ
サンゴニベ属
シログチ属
- シログチ
ニベ属
- ニベ
- コイチ