イラスト:伊藤暢達(ver3.1)、もりお(ver3.2)
概要
元ネタはクトゥルフ神話に登場する邪神ニャルラトホテプ(ナイアルラトホテップ)。
ロードオブヴァーミリオンにおける容姿は、円錐状の頭部と無数の触手を持つ顕現「這い寄る混沌」を元にしたデザインになっている。
神話の神は改変される事が殆どであるLoVであるが、彼(?)のキャラクター像は原作そのままとなっている。
性能
ロードオブヴァーミリオンIIIver3.1にて不死の使い魔として初参戦した。
コスト70(最大90)の大型のディフェンダーである。召喚時と覚醒時に「アローンアップD」が発動し、周囲に味方ユニットがいない場合、合計で50防御力が上昇する。
さらに超覚醒時には「キルブレイク」が発動。敵を撃破するたびに、敵側のアルカナストーンゲージを削る事が出来る。
ステータス自体は超覚醒してもHP700、ATK210、DEF180(アビリティ込みでは230)と控えめになっている上に召喚、覚醒アビリティが単独行動で発揮するタイプなので大型使い魔にしては戦闘はそこまで強い訳ではない(それでもスロウアタックはコスト自体が高いので強力でありステータス自体も最低限の数値は確保しているのでアタッカーへの牽制は十分果たせる)
しかし、超覚醒で発動するアビリティにより戦局を左右しかねない戦略兵器に変貌する事が出来る
上記の通り、相手ユニットを撃破する度にアルカナストーンを破壊していき、その一度の破壊量も並のパーティが全軍で破壊する量より高いと強力なものになっている
特にこの破壊量がアルカナ残量が拮抗しながら終盤に近づくにつれて脅威が増していきそこでこのアビリティにより形成が逆転、という状況も起こりえる
このアビリティによる破壊量は「撃破したユニットのコスト等に一切左右されない」という特徴があり、その為ニャルラトホテプが相手にいる際は低コストのユニットの安全管理を怠ればむざむざ狩られてアルカナストーンを多量に破壊されるという強烈な痛手を被るので「大型、中型ユニットで戦闘しながら低コストのユニットでアルカナストーン破壊やマナタワー制圧を行う」という戦術が行い難くなる(特にこのキャラに関してはジョブ、アビリティ、アーツが悉くニャルラトホテプと相性が最悪である)