MHRiseで登場した、ディアブロスのヌシ個体。
概要
ハンターの拠点「カムラの里」に襲いくる災厄、「百竜夜行」において、
モンスターの群れを率い、やがて「ヌシ」という名を冠するようになるまでに強大な存在となった角竜ディアブロスの特殊な個体である。
他のヌシモンスター同様に原種より全体的に黒みを帯びるようになり、藍色の体色をしている。また、蒸気を発することができる他に怒ると体の青さは一気に消え去り、真っ赤な体色に染まる。これらの生態や後述する戦闘能力からも鏖魔ディアブロスを連想させるものが多い。
角が本来のディアブロスよりも発達しており、その突進の破壊力は相対する者を絶望の底に叩き落す。しかし鏖魔と違い角は折れてなく、得られる固有素材も「ヌシのねじれた角」。しかし、「傷を負った角からは、強烈な生への執着がうかがえる」という説明文から鏖魔を連想させている。
危険度は★10となっており、百竜夜行の原因の危険度をさりげなく超え、その対と並ぶ驚異の数値。他のヌシ個体同様、「罠が効かない」「操竜を行えない」「群れを活性化させる咆哮を放つ」「関門に大ダメージを与える大技をもつ」という特徴はもちろん備え、通常個体よりも戦闘力は格段に高い。
戦闘能力
元々ディアブロスは攻撃倍率が高めに設定されており、ヌシになって更にその倍率に磨きがかかった。突進攻撃ですら剣士でも半分以上体力を持ってかれる。ガンナーなら言わずもがな。
また、アップデートにより追加された通常討伐クエストでは、百竜夜行とは別物といってもいいほど攻撃モーションが追加・変更されており、それらの技は全て鏖魔ディアブロスの時に使ってきたそのままの技ばかりで鏖魔らしい戦いになる。怒り状態も1段階2段階と解放されていき、形態変化までも鏖魔に瓜二つ。咆哮キャンセルからの突進も使用し、油断できない相手になっている(一応発生は遅くなっているので硬直解除後に回避をすることは可能)。さすがにあちらとは違って水蒸気爆発は使用しないが…。
余談
・Ver.3.0からはMHXXのメインモンスターの片割れであるバルファルクが特殊個体として登場した。あちらは特殊個体、此方はヌシ個体としてダブルクロスの双璧がここで再び復活したと見る事も。
・その後のアップデートでヌシ・ディアブロスを2体狩猟する「暴君の背くらべ」が実装。こちらのクエストでは片方が最大金冠確定、もう片方が最小金冠確定のサイズとなっている。
・続くアップデートでヌシ・ディアブロスにも重大事変が実装。剣士でさえ半分削られた攻撃が剣士ですら瀕死orキャンプ送りになるように。
・無料タイトルアップデート第5弾からは傀異討究クエストにも登場。精気琥珀の量はとても多いが、そもそものヌシ・ディアブロスがかなりの強さをしているため、ヌシ・ディアブロスがいるクエストを使用するかはプレイヤー次第。属性が通りやすい関係上、同時期に追加されたあちらよりはマシかもしれないが。