解説
正確には「 ネットは広大だわ…… 」
劇中では「ネット(高度に進化したAI・人形使いと素子が融合し手に入れた、膨大な情報網の世界。≠インターネット)は広いのでなんでもできる」というポジティブな意味合いで使われていた。
転じて、ネット上で自分の価値観からは(主にダメな方向に)とても理解できないようなものを見たときに発せられる言葉。略してネッ広。
ちなみに、押井守監督がアニメ化した「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のアニメコミックでは「……ネットは広大だわ」と表記されている。
「攻殻機動隊 Stand Alone Complex Solid State Society」のラストでも草薙素子が同様の台詞を発している。
正確には「 それにしても、ネットは広大だわ 」。
攻殻機動隊と違い、優れたハッカーでもある素子が知らぬ社会がネット上に生まれている事を示す意味で使われている。
またSSS3D公開時のコラボレーションによりサイバー犯罪にて「ネットは広大だわ。しかし逃げることは出来ない。」というポスターが作られた。
余談
GISとSSSでは「ネット」のアクセントが違っている。
前者は「ネット⤵」と語尾が下がっているのに対し、後者は「ネット⤴」と語尾が上がっている。何か意味があるのかは不明。
時代によって同じ言葉でもアクセントが変わる(言語は不変ではない)ことを分かりやすく感じられる。聞き比べてみるのも一興かも。