概要
キャプテン・ネモが、シオンからパスを通じてアトラス院の「分割思考」を教わったことでネモ船長の「誰でもない存在」としての特性とトリトンの「霊基を分割できる」神霊としての特性を組み合わせ生み出した自身の分身「ネモ・シリーズ」の一人。
ネモ・ベーカリーは調理師の制服を着た温厚な性格のお姉さん。常に明るく振る舞っており、宝具開放中でも明らかに他とは違うことを言ったりとマイペース。
ネモ・シリーズは少年体と少女体の個体が存在するらしく、エンジンとベーカリーは後者に位置するらしい。
艦内の烹炊所担当の料理人として働いている。名前こそベーカリー(パン屋)で、最も好きな事もパン作りだが、それ以外の調理技術も一級品。
ネモの記憶に存在するレシピであればどんな料理でも再現出来、食堂に訪れたサーヴァントにまつわる料理も提供してみせる。
ネモの持つ「安寧」という感性を擬人化した分身と思われ、兵士の士気を維持するうえで重要な食事を司るので、最終的にはネモ・シリーズの中で最強の存在であるという。
自身も周囲をもてなし楽しませることを何よりのやり甲斐としているが、逆を言えば「苦」に対しては否定的で、リスクを伴う判断に対しては保守的な立場を取る傾向にある。
聖杯に対しては本体と違って快く思っており、その理由は無限に小麦粉を生みだせて、おいしいパンをいっぱい作ってあげられるからと語る。
…止めといた方が良いと思うが。
材料にこだわらなければ、お米の錬金術師に原材料を確保してもらって、米パンを量産する手もあるかもしれない。
ネモ〔サンタ〕時にはパン以外にターキーを焼いていて、立ち絵で皿に盛られたターキーを抱えている。