概要
キャプテン・ネモが、シオンからパスを通じてアトラス院の「分割思考」を教わったことでネモ船長の「誰でもない存在」としての特性とトリトンの「霊基を分割できる」神霊としての特性を組み合わせ生み出した自身の分身「ネモ・シリーズ」の一人。
ネモ・プロフェッサーは眼鏡にロングヘアー、間伸びした喋り方が特徴の能天気な性格の少女であり、主に上陸時の探索と学術的解析を行う役割を担っている。
なお、15人の理知的なメガネたちにてキャプテンが男の自分に眼鏡は馴染みがないと言っていることから逆説的にプロフェッサーは少女体であると推察される。
シオンから体得した思考演算能力を司る、いわばネモの思考・分析能力の擬人化といえる存在。
そののんびりとした性格も、常に冷静な判断を下すため、ほかのネモ・シリーズに流されないよう独自のリズムをもっていることに由来すると思われる。
ネモ・シリーズでも誰よりも俯瞰的な視点を持っており、ネモ本体の性質を最も冷静に分析・定義するため、ぽけっとした見た目に反して肝が据わっており、感情論に流されることは決して無い。
好きなものは冷たい地面の感触や、マンタの泳ぎ方に真空管などの工学的ロマン。
そして構ってもらうことが一番嬉しいとのこと。
男性には名前に「氏」を付けるのだが、そのせいで黒髭からちょっと親近感を持たれているらしい。