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ネルソン・タッチ

ねるそんたっち

イギリス海軍が行った戦法。
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ネルソン・タッチ(Nelson Touch)とは、トラファルガーの海戦イギリス海軍が使用した戦術である。

概説

19世紀初頭、フランス皇帝となったナポレオン・ボナパルトによる西欧制圧(ナポレオン戦争)の内の一戦、「トラファルガーの海戦」で使用された。
発案者は、イギリス海軍でも歴戦の海軍提督で名高いホレーショ・ネルソン子爵。

戦術内容

敵を分断するために、2つの縦隊で突っ込む戦法で、大日本帝国海軍で言うT字戦法のようなもの。

当時の軍艦は砲が左右両舷に固定されており、T字で横に陣取った方が圧倒的に有利とされていた。
加えてフランス・スペイン連合軍の戦力は戦列艦33隻、その他8隻の計41隻で、戦列艦27隻、フリゲート4隻、他2隻の計35隻のイギリス海軍を上回っており、数と砲の性能上ではイギリス海軍が不利だった。

そこでネルソンは艦隊を縦二列(いわゆる複縦陣)で敵軍の片舷に突撃し、敵の陣形をド真ん中からへし折ったうえで、そのまま両脇に散った敵艦を残滅するという乾坤一擲の策を講じた。
この海戦でネルソンが信号旗で示した「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」のメッセージは、彼の残した名言として今なお語り継がれている。

この一世一代の賭けは見事成功し、敵艦隊の実に1/2以上を壊滅に追い込んでイギリス海軍が勝利。ナポレオンのブリテン島上陸の野望を阻止した。
しかし敵軍もネルソンの作戦の意図を理解していたらしく、率先して突撃を先導したネルソン自身も敵軍からの狙撃が元で甲板上で殉職している。

フィクションにおいて

ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』では、ネルソン子爵に因み命名された戦艦ネルソン専用の特殊攻撃としてこのネルソン・タッチが再現されている。詳細はネルソンタッチを参照のこと。

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イギリス海軍 戦術
ホレーショ・ネルソン

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