ノジマステラ神奈川相模原
のじますてらかながわさがみはら
元々は大手家電量販店の一社であるノジマが作った実業団女子サッカーチームであった。創設年は2012年であり、WEリーグ初年度参加11クラブの中でもトップチームとしての歴史は2番目に浅いほうである。また、当時しては珍しい「他企業のスポンサーを抱えた実業団スポーツチーム」の一つでもあった。
スタート地点は神奈川県女子リーグ3部であったが、皇后杯本選出場権を得ると、自動的に日本女子サッカーリーグ参入決定戦への出場権を獲得できることもあって、創設1年目での日本女子サッカーリーグ2部(※当時のリーグ呼称は「チャレンジリーグ」)への飛び級昇格決定及び3年目での日本女子サッカーリーグ1部(※当時のリーグ呼称は「なでしこリーグ」)への参入を目指していた。
そして2年目での日本女子サッカーリーグ2部参入が決まる。ただし、同1部への参入は目標通りとはならず6年目からであった。そして10年目で名称はそのままにプロチーム化してWEリーグ参入を果たしている。
相模原麻溝公園競技場。相模原麻溝公園内にある球技場を兼ねた陸上競技場である。男子サッカーチームのSC相模原、ラグビーチームの三菱重工相模原ダイナボアーズ、そしてアメフトチームのノジマ相模原ライズの3チームと共用使用している。現在は総合物流企業のギオンがネーミングライツを取得した関係で『相模原ギオンスタジアム』の呼称を持つ。
麻溝公園競技場を使用する以前は、自前の練習場であるノジマフットボールパークで主催試合を行っていたが、有料開催が不可能だったために、麻溝公園競技場での主催に切り替えた経緯がある。なお、ノジマフットボールパークはノジマ相模原ライズとの共用となっている。
実業団時代から保有しており、男女合わせて数少ない『育成組織を持った実業団チーム』でもあった。U-18チームとu-15チームを保有しており、日テレ・ベレーザよろしくなのか、それぞれ「ドゥーエ(U-18チーム)」「アヴェニーレ(U-15チーム)」といった愛称を持っている。