概要
『吸血鬼すぐ死ぬ』の登場人物である、古き血が一人、高等吸血鬼「氷笑卿」ノースディンと、元人間の悪魔祓いで現在はシンヨコに住まう吸血鬼クラージィのBLカップリングタグ。
本編での絡みは少ない、というより現時点で一度だけだが、とにかく作者が複数のSNSでこの二人に関する爆弾を大量に投下している。
出会い
両者の出会いは第278死(本編より約200年前の出来事)。
悪魔祓いのクラージィは、教会からの命令を受けて「吹雪の悪魔」ノースディンを退治するべく彼の屋敷へと赴く。しかしノースディンは出かけており、その留守を預かっていたのは弟子のドラルクであった。ドラルクからの歓待を受け、またノースディンがドラルクを守ろうと見せた必死さを目にしたクラージィは「本当に悪魔全てを滅するべきなのか」と教会の教えに疑問を抱き、ノースディンらに危害を加えることなく立ち去った。これが原因で、クラージィは悪魔祓いをクビになった。
ここまでが、現在本編に記された二人の関係性である。しかしこれが全てではなく、むしろここから先が本番である。
その後
第278死後の二人については、23巻のアカウントジャック・24巻アカウントジャックのオマケにて判明。どちらも盆ノ木先生が自らのポスト(旧ツイート)をまとめたnote「黒い杭のクラージィ」外部リンクと「氷笑卿の手記」外部リンクから読むことができる。書き表すことのできない衝撃が詰まっているので、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
二人の関係性
再会後も二人の交流は続いているようで、作者のX(旧ツイッター)にてクラージィは三木カナエと吉田との便利モブ三人衆のタコパにノースディンを招待したり、普通に喋っていたりとフランクな関係を築いている模様。ただ、この二人に関しては、妄想のはるか上を行く情報が作者によって後からどんどん投下されるので、また今後も関係性が変化するような何かがあったり、より具体的な二人の交流が描かれることもあるかもしれない。
クラージィの能力について
吸血鬼としてのクラージィの二つ名は「昏き夢のクラージィ」。その名の通り、相手を眠らせることができる(ただし自分も眠ってしまう)能力であり、「突き詰めると相手を低体温症にできる」という結構危ないものであることも作者の配信にて明かされた。また、これ以外にも他の能力に目覚める可能性はあるそう。
そして、作者の2023ホワイトデーポスト(旧ツイート)にて、クラージィにも氷を操る力が目覚めていることが判明。ホワイトデーにて贈ったものは自らに発現した能力で作った氷でできた小さな薔薇であるが、ノースディンも同年のホワイトデーの返礼に小瓶に入った青い薔薇を選んでいる。