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概要編集

漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』のロナルド×ドラルクのBLカップリングタグ。本編の主人公コンビでもある。

略称は「ロド」。Twitterでは作品を上げるとき以外は主にこちらの表記が使われている。

お互いの呼び方は基本的に「ドラ公、ドラルク、砂、クソ砂」「ロナルド君、若造、青二才、ゴリラ」。

20代前半208歳という180歳以上もの年齢差があり、いわゆる年下攻めカップリングである。


関係性編集

1話で初めて出会い、2話にして前話でのいざこざから住居であるドラルク城を失ったドラルクがロナルドの事務所へ押しかけ、同居を始める。

最初はドラルクを追い出そうとしたり、別の退治人にドラルクを譲渡してドラルクの使い魔であるジョンを手に入れようと企んだロナルドだが、『ロナルドウォー戦記(ロナ戦)』でドラルクとのコンビで退治する話が読者に好評だったということから、担当編集者のフクマさんに今後の『ロナ戦』はドラルクとのコンビによる話を主軸に書くよう圧をかけられたため、正式にドラルクとコンビを組むことを決意する。


簡単に説明すれば少々過激すぎると感じる程のケンカップル。常にお互いの罵倒や嫌がらせ、弄り合いが絶えず、ロナルドに至ってはドラルクに頻繁にキレては暴力で殺しまくる為、お世辞にも仲良しとは言い難いコンビではある。しかし9話でシーニャとロナルドがドラルクを手に入れる争奪戦となった際、最初は早く手放したかった為にわざと負けていたものの(他の退治人達からも「真面目にやれ」とブーイングの嵐を受けており、ドラルクと引き離されることを危惧したジョンもドラルクによる妨害工作に加担していた)、前述のフクマさんの圧力から勝たざるをえない状況になったロナルドが「言われなくても命がけで勝ってやるぜクソ野郎」とキレながらも宣戦布告したり、144話ではドラルクの事を「面白そうなことばっか考えて生きてっからな 退屈しないよアイツが来てから」と語り、その後幼児化され記憶が混濁した彼が母親のミラに連れ去られた際に「…成程 人間、しかも退治人と一緒なんて過保護な親は心配もすらぁな だが俺はあのタコ野郎を連れ戻すぞ!」と発言し助けに向かい、147話の最弱トーナメント決勝戦では「お前の弱さは俺が一番よく知ってんだ!」とドラルクを陰で応援するなど、なんだかんだありながらも現在まで同居生活が続いている2人である(ただし、当のロナルドはドラルクを追い出してジョンを独占しようとすることに関しては内心まだ諦めていないらしいが、ことごとく失敗に終わっている)。


話が進むにつれドラルクを依頼に同行させないケースも散見されており、その間にドラルクがロナルドにリクエストされた料理を作るなど事務所の家事を行うという図式になりつつある。事務所での料理や洗濯やアイロン、服のほつれ直しなどの家事も基本的にドラルクがこなしている模様。これに関してはドラルクも自身を依頼に同行させないロナルドのあまりの横暴な態度に腹を立てており、「お母さんか私は!」などとキレて彼に自分の恐ろしさを思い知らせようとしてやっぱり失敗に終わっている(…しかし、ロナルドのその行動はドラルクとのコンビによる話を主軸に『ロナ戦』を書くよう圧をかけるフクマさんの意向に反していることになるため、これらの事がフクマさんに知れたら命の保証はないと思われる)。


事務所内での2人の寝床は隣同士で、ロナルドがソファを寝床代わりに使い、ドラルクは自身の棺桶をソファの隣に置いて寝床にしている。因みに219死「教えて!ドラルク先生」にてドラルクの口から「吸血鬼の棺桶の場所を聞く事は(かなり古臭い表現で)「貴方の命を私に預けて下さい」つまりプロポーズを意味する」ことが判明した。寝室や地下室の場所を聞く事も口説き文句と同等らしい。


ドラルクの喋り方については、最初こそ高等吸血鬼に相応しい上品な喋り方であったが、ロナルドと同居生活を続ける内に喋り方が移ったのか非常に汚い口調でキレるようになった(その口の悪さは普段息子を溺愛しまくる父親のドラウスにも心配された程)。

第44死にてドラルクが自身のイタズラの度が過ぎてロナルドの命に危険が及びそうになった際は本気で焦り、気づかない彼を止めようと必死になるあまり「ロナルド」と呼び捨てにした事も。


基本、ロナルドがツッコミドラルクがボケ凸凹コンビだが、話が進むにつれロナルドがボケに回ることも増え、「苦労性の常識人ロナルドが自由奔放な高等吸血鬼ドラルクに振り回される」という図式から「五歳児のように手のかかるロナルドがドラルクに世話やツッコミ、フォローをしてもらう」という図式に変わりつつある。


また、下記のように対照的な点が多く、二次創作では萌え要素としてフィーチャーされている。

ロナルドドラルク
種族人間吸血鬼
コンセプト正統派イケメン自称可愛い系吸血鬼
年齢20代前半208歳
瞳の色
血色良い非常に悪い
身体鍛え抜かれた丈夫な身体虚弱でガリガリ
柔軟能力柔らかい硬い
兄弟・姉妹構成三兄妹の次男一人っ子
女性経験(推定)童貞不明。口説くことが出来る
料理の腕前ド下手プロ級
自己肯定感意外と低い高い
幼少期元気なわんぱく小僧純粋無垢で内気
師匠への態度良好、尊敬非常に悪く、毛嫌いしている

そして2人とも主人公なだけあって、この2人を主軸に話が展開されることが多く、公式での絡みや供給が豊富である。

「ケンカをして家出するドラルク」「ドラルクが再生せず焦るロナルド」「ドラルクの寝床に興味本位で寝転がるロナルド」「ロナルドとドラルクが赤ん坊の面倒を見る」「ロナルドとドラルクどちらかが教師でどちらかが生徒の学パロイラスト(両方存在する)」「双方どちらかが幼児化し(ロナルドは116話、ドラルクは144話)片方が面倒を見たり、連れ去られた場合には助けに行く」など、二次創作でありがちな展開をことごとく公式が網羅してしまうため、公式が最大手を地で行くカップリングでもある。

また、グッズ方面でもお互いのモチーフを交換した衣装での限定アクリルスタンドやロナルドが普段着ているジャージのドラルクカラーなどが限定販売されたりと、非常に燃料が豊富である。


作者の盆ノ木至先生のTwitterでは作中キャラがアカウントを乗っ取りツイートをするという通称「アカウントジャック(通称アカジャ)」が度々行われているのだが、2020年3月23日のホワイトデーアカウントジャックにて30年後のドラルクが登場し、30年後でも変わらずドラルクがロナルドの世話を焼いており、同居を続けている事を仄めかすツイートを行なっている(参考ツイート)。

さらにその年のドラルクの誕生日でのアカウントジャックでは彼の誕生日を知ったロナルドが慌ててトマトジュースと間違えてピューレを購入しプレゼントするなど萌えどころが多い(参考ツイート)。


アニメ編集

そして、記念すべき10月4日深夜、とうとう待ちに待った「吸血鬼すぐ死ぬ」の放送が始まり、トレンドに挙がる程の盛り上がりを見せた。

本編も中々のドタバタっぷりであったが、オープニング映像がとんでもない内容であった。

センシティブな作品

カジノのルーレットの上で、何とドラルクとロナルドが原作3巻のカラー扉のスーツ姿で冒頭から終始2人きりでダンスを踊っているという衝撃的な映像であり、オープニングのロゴを遮って2人を模した赤と黒の足が共にステップを踏んでいたり、2人で見つめ合い手を繋ぎながらぐるぐると回り、勢い余って宙に浮くも絶対に互いを離さない手が一瞬アップで映ったり、さらにはロナルドがドラルクの腰を抱き上げて宙に浮かせ回転させたり2人でジョンをそれぞれ片手を繋いで受け止めたりと随分と濃いオープニングであった。

因みにダンスの最中の2人は終始笑顔。本編でのいがみ合いは一体何処へ。


派生編集

原作者考案による本編とは異なる世界線の2人や、描き下ろしイラストから発展したロナドラ作品も多数存在する。通称「派生ロナドラ(派生ロド)」

因みに、本編2人のカップリングは派生ロナドラとの区別化のために「本編ロナドラ(本ロド)」と呼ばれることもある。

  • 読切

連載前の読切版「吸血鬼すぐ死ぬ/よく死ぬ」での世界線。

「すぐ死ぬ」は単行本2巻に収録。「よく死ぬ」は単行本未収録で、現在は国会図書館で複写依頼をしないと読むことが出来ない。

ロナルドが退治人でドラルクが吸血鬼、(よく死ぬからは)コンビを組んでいるという基本的な設定は一緒だが、同居していない・ロナルドがドラルクを暴力で殺すことがない・ドラルクの性格が若干マイルドに描かれているなど、本編の2人とは方向性が異なる。しかしファンブック2巻に掲載された作者のコメント曰く「二人の関係もなんとなく素直になりきれない関係」とのこと。

ロナルドは本編同様喫煙者であったが、読切版ではドラルクがすぐ死ぬため禁煙していることが2021年ホワイトデーアカジャで判明した。

Lemon make a lemonade(読ロド)


  • 嘘予告、嘘

単行本巻末における、本編とは違うシリアスな世界線。人類を滅ぼさんとする吸血鬼達と、それに抗う退治人達が織りなす物語である。

ロナルドは吸血鬼との戦闘で一度死亡し、その後はドラルクの心臓を得、ドラルクの塵を身に纏うことで復活しているらしく、まさに運命共同体と言える間柄となっている。


種族や立ち位置が他のキャラと逆転し、ロナルドが吸血鬼、ドラルクが吸血鬼対策課の隊長になった世界線。

単行本4巻にロナルド・ドラルク・ヒナイチの立場を入れ替えたカラーイラストが掲載され(逆転という呼称はそこからファンの間で誕生した)、後に吸血鬼すぐ死ぬΔというタイトルでファンブック1巻と2巻に描き下ろし漫画が収録された。他の派生同様、アカジャに度々出演している。

「死んで蘇る」という目的のため新横浜へやってきたロナルドだが、バナナケーキと大量の対吸血鬼麻酔で捕獲され、吸血鬼対策課の監視の下その戦闘力の限定行使を要請されるようになった。ドラルクはその監督役を務めるよう上から指示を受けている。同居しているかは現在不明。

本編同様「ドラ公」「ロナルド君」と呼び合っているが、本編とは逆にドラルクがロナルドを「備品」呼びすることもある。

センシティブな作品


  • 30年後

本編から30年経った世界線。作者のTwitterより誕生。30年後ロナルド30年後ドラルク

度々ホワイトデーアカジャに登場し、30年後も変わらず2人が共に過ごしている様子が確認される。

Twitterロナドラ中心まとめ④


  • 金バニ

「金太郎」と「バニー」。227死の童話パロディ回での2人。

ロナルドが山から下りて社会に出て出世した金太郎、ドラルクが「うさぎとかめ」のうさぎという立ち位置。金太郎はアカジャで社長ということが判明した(参考ツイート)。

金バニロナドラ


  • おじょルタ

「お嬢様」と「オルタ」。それぞれの性格や特徴を反転した2人。

お嬢様は189死に登場。反転ドラルクは16巻アカジャの際にボツ案を公開された。

ロナルドは普段の乱暴な性格を反転した「お嬢様」の様な見た目と性格に、ドラルクは普段のクソザコ性質から反転して髪は白髪、右目は傷が付き真っ黒に、片手にはサーベルを構えた明らかに強い姿となっている。しかし盆ノ木先生曰く、反転ドラルクは「絶対ない没」であるそう(参考ツイート)。

【ソファ棺6】展示①反転ロド


  • 王蛸

単行本8巻特典リーフレットの童話パロ(後にファンブック1巻に収録)。

ロナルドは王子でドラルクは「人魚姫」の蛸の魔女。

2人の役の接点はなく、特にドラルクに至っては一コマしか登場しない。が、金バニ同様に人気が高い派生カップリングである。


  • ビバ鯉

18巻発売後のアカウントジャック3日目(9/11)にて、へんな動物の暴走によりロナルドはビーバー、ドラルクはに姿を変えられたカップリング。

因みにビーバーと鯉はどちらも川に生息している。


それぞれの寿命編集

上述のようにはちゃめちゃな毎日を送っているコンビだが、ロナルドが人間だという事を忘れてはならない。

ドラルクを含む高等吸血鬼たちは人間よりも年を取りにくく、不死身だったり何百年も生きられるが、ご存知の通り人間は100年近くまでしか生きられない。

ましてやロナルドは上述のように30年経っても吸血鬼化も使い魔化もせず、人間のままであることが判明しているため、いつかは死別するという儚い未来を持ち合わせている。

作中でも御真祖様Y談おじさんを捕まえて無理やり遊びに出かけた際、ドラウス「思い出しているのだろうか 亡くした人間の友人を」とドラルクに語り、怪訝そうな顔をするドラルクのコマにロナルドが後ろ姿で写っていたり、御真祖様がドラルクに対し「人間の友達を大事にしなさい」と発言したりしている。

しかし当のドラルクは自身がいくら死んでも復活する不死身であるため普通の死については理解していないのか、了承しながらも「?」状態であった。

その後の137死の貧弱くそモヤシの話でも「死ぬってそんなに怖いかねぇ?」と発しヨモツザカに「死の恐怖とは喪失だ」と返されるも「?」状態であった。


ドラルクが死の恐怖について理解する日はいつになるのだろうか。



関連イラスト編集

ロナドラまとめ①吸死ログ

ロナドラ他詰めロナドラ本「今生ダンス」


関連タグ編集

腐向け 吸死【腐】


吸死主役コンビ…一般向けのコンビタグ

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