概要
漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』のドラルク×ロナルドのBLカップリングタグ。
史上最弱の高等吸血鬼と苦労人体質の吸血鬼退治人。
同居しコンビを組むこととなった二人が、魔境新横浜を駆け回る。
詳しい絡みは本編およびアカジャ、ファンブックを参照のこと。
ドラルクの視点から
いざこざでコンビを結成することとなり嫌々ながらも同居を始めたロナルド。初期の彼はドラルクのことを一刻も早く追い出そうと必死になる姿が多々見られたが、一方のドラルクは当初ロナルドをどう思っていたのかはっきりと描写されていない。
事の発端は第1死、彼らの邂逅及びドラルク城の倒壊。住処を無くしたドラルクは最終的に朝日によって死亡した後、残骸を全ての元凶である子供に回収され、新横浜にあるロナルドの事務所を突き止め居座ろうとする…のだが、ここでよく考えてみてほしい。仮にも自分を殺そうとした相手である。そんな者の家にわざわざ押しかけるなど、いくらドラルクが高い不死性を有しているといえどこれはあまりにも無謀すぎる行為だといえる。
突然居所が無くなってしまったことや、単純に危機感が足りなかったことも考慮できる。彼自身、後先考えず目の前の楽しみを優先してしまう節があり、吸血鬼特有の享楽主義から来るもの、とも考えられた。
しかし新しい城を用意できるとなった(25・26死)にもかかわらず「これからもよろしくね」と発言していることから、ドラルク自身にはもうロナルドの元から出て行く気が全くないことが分かる。それ以前にもロナルドを自身の遊びに付き合わせたり事務所の家事を兼任したりするなど、少なくとも当初ドラルクのことを邪魔者扱いしていたロナルドとは異なり、ドラルクは彼や新横浜のことを(あくまでも比較だが)好意的に思っていたのではないかとも考えられる(「弄り甲斐のあるおもちゃ」とか思っていた可能性も否めないが…)。
一方のロナルドも、武々夫の「もう二度とみんなが遊びに来なくなっちゃうこと想像してみて」という問いかけに対し間髪入れず泣き出す(275死)など、現在では何だかんだでドラルクやその他大勢に絆されてしまっている様子である。
余談
原作者の画風の変化によるものかは不明だが、物語開始時点よりもロナルドの肉付きが良くなっているという声が読者の中で散見される。
一部では「ドラルクの料理を食べているからなのでは?」とも言われているが…。
主な派生の元ネタ
- 読切
読み切り版「吸血鬼すぐ死ぬ」「吸血鬼よく死ぬ」の二人。
- 反転
- 逆転
- Δ
- 嘘
- 30年後
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