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ハインツ・グデーリアン

はいんつぐでーりあん

ハインツ・グデーリアンとは、第三帝国の軍人。最終階級は上級大将。
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概要

ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアンは1888年6月17日、プロイセン王国クロムにて誕生。
第二次世界大戦時の緒戦を自身が提唱した戦術「電撃戦」を用いてポーランドフランスを打ち破り、大勝利し「ドイツ機甲部隊の父」と呼ばれた、機甲戦術の先駆者。
第一次世界大戦で通信部隊、ヴァイマル共和国陸軍時代は交通兵管部に所属していたからか、ジョン・フラーのような電撃戦の提唱者にみられる戦車至上主義ではなく、無線の充実や各種兵科などとの協同なども重視した事が電撃戦の成功に繫がったという。
また彼の構想はヒトラーの眼に留まり、新設された3個装甲師団の第2装甲師団長に任命されるほどの評価を受けた。
第二次世界大戦勃発時は第19装甲軍団長の中将であり、また快速部隊総監も兼任していた。
1939年9月からのポーランド戦、1940年5月からのフランス戦に参加しその機甲戦術で目覚ましい活躍を見せ、前者では大将に昇進しヒトラーより騎士十字章を、後者では上級大将に昇進し装甲部隊将兵から韋駄天ハインツの異名を頂戴した。
1941年6月からのソ連侵攻作戦の「バルバロッサ」では第2装甲集団の司令官となりミンスク、スモレンスクの包囲戦でそれぞれ死傷者・捕虜数十万の損害をソ連軍にあたえる勝利に献上するが、ソ連の首都モスクワへの攻撃を主張するも資源地帯の占領を望むヒトラーの横やりで次の作戦は南方方面となり、その為に第2装甲集団も転戦しキエフでの大勝利に献上する。ブリヤンスク・ヴィヤジマでも勝利した後に10月に発動されたモスクワ攻略を目的としたタイフーン作戦では南方よりモスクワを伺うもソ連軍の頑強な抵抗と冬将軍の到来により最終的に作戦は失敗。そして、後退の許可を求めたグーデリアンはその申し出を拒否され、12月に解任され予備役となる。またこの時期に上官である第4軍司令官ギュンター・フォン・クルーゲ元帥と不倶戴天の仲となったという。
1943年3月に装甲兵総監として中央に返り咲き、軍需相アルベルト・シュペーアと共に混乱状態のドイツ戦車生産などを効率化させ、その再建にある程度成功するも、その兵力は7月からのクルスクの戦いをはじめとする戦いで消え去る事となる。
1944年7月、陸軍参謀総長に就任。東部戦線の危機や、1945年3月の春の目覚め作戦の為に第6SS装甲軍をベルリンが危機的状態であるオーデル河戦線でなくハンガリーに投入する事への反対などをヒトラーに訴えたが受け入れられず、3月28日に解任された。
戦後、連合軍に捕虜にされるが、起訴されず戦争犯罪人の烙印は押されなかった。
1954年5月14日西ドイツ南部のシュヴァンガウで死去。

余談

短躯で激情家だったという。

エルヴィン・ロンメルは彼の体調が思わしくなかった折、アフリカでの彼の後任に予備役のグデーリアンをOKWに希望したという。(そして即日に却下された)

ナチス党員ではなく、しばしば対立したもののヒトラーとの仲はそれほど悪いものでもなく、ポーランドのグデーリアンの先祖の所領近くの農場を購入する折にヒトラーより代金・整備も含めた大金を受けたという。(エーリヒ・フォン・マンシュタインの回想では、彼も農場を欲しく思いグデーリアンから参考にと農場を手に入れた経緯を聞き、驚いて農場の元の持ち主は如何したのか尋ねたが、グデーリアンは知らない、誰も元から居なかった、と答えたと言う)

アニメ「ガールズ&パンツァー」に登場する秋山優花里は、エルヴィンから「グデーリアン」というソウルネームを与えられる。

関連タグ

ドイツ軍 第三帝国 秋山優花里

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