ハイ田
はいだ
声:加藤慎吾
アグレッシブ烈子の登場人物であるハイエナ。主人公の烈子とは同期である。
上司を褒めることで自分を気に入ってもらおうとしていることを上手く生きる術だと思っている。「しゃくれ」にコンプレックスを持っており、それに似た言葉を聞くと反応してしまう。気になっているのかちょくちょく烈子にちょっかいを出し、ウザがられている。
それでもめげることなく、同じく同期のフェネ子にいじられながらも、今日も今日とて恋愛活動に邁進中。
シーズン1
烈子と同期であるというのは変わらず、会社の人という括りでは仲はいい方。また作劇の都合上烈子にウザがられているという設定はなくなっている。
そして初登場である王様のブランチ版とは異なり、彼女に好意を持っているという明確な相違点がある。
恋愛活動にはかなりの奥手である事がうかがえ、自信のなさも相まって自分の気持ちをうまく表現できずにいる初心な青年。烈子に対してアプローチを仕掛けるも、それが空振りに終わる度にヤケ酒を煽るという日々を送っていた(フェネ子はそのヤケ酒に付き合わされている)。
烈子との関係に対する進展はこのシーズンではない。しかしながら、シーズン終盤で烈子とれさすけさんが付き合っているという事に苛立ち「そいつ(れさすけさん)をぶん殴りてぇ」とこぼすものの、それを行動にに移せるわけもなく、ヤケ酒を煽り冷たい雨に打たれた結果、肺炎で入院してしまい、四半期決算の繁忙期に戦線離脱。最後は病室で見舞いに来た烈子に対して気持ちを告白するも、れさすけさんの一件で恋愛に対して賢者モードに入っていた烈子はこれを断り見事に玉砕する形でシーズンフィナーレとなる。
クリスマススペシャル
角田を師匠に烈子はInstagramを始める。ハイ田はというとあれから烈子との関係は進展せず。
クリスマスパーティーに誘おうと試みるも、やはり自信のなさから引っ込めてしまい、ヤケ酒へ。
けれども最後には少しだけ勇気を振り絞る事ができたのだった。
シーズン2
穴井という癖の強い後輩ができたハイ田たち。紆余曲折ありながらもなんとか元の日常へと戻ったわけだが、その通り関係は(以下略)
そんな中ITベンチャー企業フリーライドの社長、只野がキャラリーマン商事にやってきた。
こう見えてハイ田は只野という人物のファン。憧れの人が自身の勤める会社に来たのだからもう興奮状態に。しかしながら、なんと烈子はこの只野という男と付き合い始めたではないか。
ハイ田本人が知るのはネットニュースになった後だが、れさすけさんの時と同じく己の怒りの矛先を見誤り夜の町を彷徨い、ヤケ酒食らったあげく冷たい雨に打たれるというデジャビュを経験する(幸い入院には発展せず)。
だがしかし、ハイ田も成長しており、「只野をぶん殴る!」と息巻くも、やっぱりヘタレはヘタレ。いざ只野社長本人を目の前にしてサインをもらうという愚行に。
けれども最後は烈子が起こす行動に助太刀する形でまた少し勇気を振り絞る事ができたのだった。
シーズン3
いつものごとく関係は(以下略)
だが世の中は変わる物。ひょんな事から自身と同じような趣味を持つ他部署の戌井さんと知り合うことに。
烈子が借金の為に右往左往している中、ハイ田もまた、戌井さんからのアプローチに右往左往。
烈子に対する想いは変わらない。けれども戌井さんに対する想いは募るばかり。烈子と戌井さんの間で気持ちが揺れ動く。
そんな中、烈子の様子がおかしいと気になり、ゴリ部長と共に尾行を敢行。途中空港でゴリ部長とは別れるのだが、ハイ田は烈子の秘密である地下アイドル活動を知ることになる。その後、ラーメン屋で食事をしていたところ、只野社長と再会。彼の失敗談(という名の未練)を聞き、どうしたものかと優柔不断さが顔を覗かせる。
そして地下アイドル活動の為にギターの練習に付き合ってほしいと烈子に頼まれる。しかし、同日には戌井さんとのデートが! 何とか二人のバッティングは避けられたものの、ハイ田の奥手すぎる行動に戌井さんは最後通告を突きつける。とうとう烈子、戌井さんのどちらかを選ばなければならくなったハイ田。
ところが事態は急展開を迎えることになる。烈子が凶悪化したストーカーに襲われそうになったのだ!
間一髪ハイ田が止めに入り事無きを得たのだが、この事が原因となり、戌井さんはハイ田のそばを離れていく。
そして烈子もまた、この世界に居場所がないと思い込み実家に引きこもってしまう。
このままでは烈子がハイ田の元からいなくなるのは火を見るより明らかだが、当のハイ田はというと、戌井さんへの未練と、烈子への想いでどっちつかずという有様。
けれども最後には一念発起。烈子の実家に押しかけ、彼女をカラオケボックスに連れだし、二人は己の想いをぶつけ合う……。今回は少しだけ。ではなく、かなり勇気を振り絞る事ができたのだった。
シーズン4
シーズン3の一件から時がたち、烈子との関係は少しだけ進むことに。
けれども今度は、会社が変わっていく。トン部長が異動になり、カバ恵さんはいなくなり……。と今までの当たり前が当たり前ではなくなっていく中、烈子とハイ田は互いの性格からか、先ほどの少しだけ進んだ関係から全くもって前進せず。
遂には烈子から、「普通の関係に戻ろう」とまで言われてしまう。
これにて烈子とハイ田の恋愛物語は終わりかと思われたが、こちらも今までの当たり前が当たり前ではなくなり、彼女の方からアプローチをかけてきた。願ったり叶ったり? かはさておき、ハイ田も勇気を振り絞り、また少しだけ関係が進むことに。
ところがハイ田が経理部長に昇進し、この関係にも少しずつ綻びが生じてしまう。
ハイ田の上に媚びるという処世術のせいで、互いの気持ちはすれ違いはじめ、あげくに彼は違法行為である粉飾決算に手を染める事になるのだった。
いくら社長の命令だからとは言え、看過できない烈子。彼女の愛の激で何とか思いとどまらせる事はできたのだが、代償は大きく、ハイ田は会社を辞めてしまったのだった……。
ちなみに続編ありきで作られたシーズンである為、フェネ子の推理によって自身の生い立ちを暴露されることになる。といっても、都内に親が物件を持っており、ハイ田はそこにタダで住んでいるという事から、どこかのお坊ちゃんだという事がほのめかされるだけなのだが、これが続編たるシーズン5への重要な伏線となる。
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すべて見る- 新年明けましておめでとうする皆様集まれ
ハイエナいるからぼっちじゃないもん!
表紙は後で完成させます オリジナル作品「始開世界」 毎日ボッチな男児が ある日ハイエナと出会い 周りに内緒でハイエナと過ごしながら 今日はハイエナと一緒に年越しをする話37文字pixiv小説作品