概要
サンリオ『アグレッシブ烈子』に登場する3人組のアイドルグループ。
王様のブランチ版では登場せず。Netflix版シーズン3でお目見えとなる。
センターのマナカ、癒し系のミギーとヒダリンが地上をめざすためにプロデューサー豹堂と共に日々悪戦苦闘。
ファンであるATMを獲得する為に第四の壁を超えて活躍中!
(A=アグレッシブにみんなで盛り上がろう! T=チームとしてお互いを尊重して仲良く! M=メンバーとして恥じない行いを! 何かに語感が似てる?)
メンバー紹介
マナカ
声:SAYUMI
リーダー。モデルの動物は不明だがおそらくはウサギ。
キレキレのダンスにかわいいルックスを生かしたファンサで不動のセンターを保っている。
ステージの上では愛嬌のあるかわい子ちゃんを演じているが、オフになると一転して現実を達観しているクールな女と化す。
しかし直向きな努力家であり、プロデューサーである豹堂の無茶振りにも、それが向上へと繋がるなら必死になって応えようとする辺り、アイドル活動への向き合い方は真摯そのもの。
ドライな女に思われがちだが、打ち解けたメンバーへの接し方はどこかツンデレじみており、人付き合いはそれなりにこなし、情には厚い。
普段はDouMartというコンビニでバイトをしているらしく、店長とおぼしきおばちゃんには自身のアイドル活動を話している様子。
なお、見た目から10代の少女に思われがちだが、実際のところ26歳というれっきとした成人である。
ヒダリン・ミギー
姉妹かつ双子の女の子。モデルの動物は不明だがおそらくはモルモット。
少しボケッとしているのんびり屋がヒダリン、天然系不思議ちゃんがミギーである。
姉のヒダリンはピンク色の物を集めるのが趣味の女の子。妹ミギーはステージ登壇直前までお菓子を食べるなどかなりマイペースな女の子。
公式YouTubeの動画ではマナカに対して的確なツッコミを入れたりして抜群のコンビネーションを見せる一面が見られる。
ちなみに彼女たちの年齢は不詳だし、何なら表向き何をしているのかも全くの謎である。
烈子
アグレッシブ烈子の主人公。ひょんな事からアイドル活動をするハメになる。
豹堂
声:荒井聡太
地下アイドルのプロデューサーをしている男。モデルの動物は文字通り豹。
かなりの強面かつ要求を呑ませる為にヤクザまがいの恫喝を繰り出す得体の知れない男。
しかしここぞ! という時には勝負を仕掛けるあたり、メンバーであるマナカたちの努力を含んでも芸能プロデューサーとしての手腕は本物である。
反面、経理はテンで素人であり、業者への発注など採算性度外視で赤字を垂れ流し、メンバーたちにタダ働き同然でアイドル活動をさせてしまうあたり芸能プロダクションとしての経営能力には疑問が残る。
悪く言えば夢を餌に若者を食い潰すという芸能界の負の側面を凝縮している。
烈子の頑張りによりOTMGirlsの活動は軌道に乗るわけだが、当然ネガティブな出来事も増えるわけで……。
性格はファンを金蔓としか見ていない拝金主義者。ただ冷血漢ではなく、メンバーに危害が及びそうならボディガードの真似事をしたり、自発的にスタッフとして参加した古参ファンの3人に対しても邪険に扱わず接したりするなど、マナカ同様アイドル活動への向き合い方は真摯かつ実直な男。終始自分のペースに持ち込むのは上手いが、相手の意図せぬ行動、思考には少なからず動揺を見せる一面も。
彼も表向き何かをしているのだが、それに対して突っ込むと適当にはぐらかすかわいい一面を見せる。
ストーリー(ネタバレ注意)
シーズン2で免許を取ったはいいが、同シーズンで只野と破局。シーズン3冒頭、ゲームのVR彼氏にハマり預金残高を物の見事に溶かしていく。
金を稼ぐ為に母の温泉旅行の運転手をかって出たはいいものの、帰り道に立ち寄ったステーキ屋の駐車場で、地下アイドルのプロデューサーをしている豹堂のハイエースに、自身が借りたレンタカーをぶつける事故を起こしてしまう。
示談書に書かれた金額20万円を工面すべく、彼に借金という形でそれを背負う事になり、地下アイドル“OTMGirls”の経理部長として働くことになる。
最初は豹堂と烈子加入を気に入らないマナカにパシリ扱いされ、アイドル活動としての経営状況から終わりの見えない奴隷労働に悲観するのだが、鷲美さんのアドバイスで一転。赤字垂れ流しの経営状況を改善し、OTMGirlsの活動の礎を作る。
そんな中、新しい曲の練習という事でカラオケ店に来たマナカと豹堂。マナカがカラオケの準備を進める中、豹堂は動画サイト、デスボチャンネルの撮影でカラオケ店に来ていた烈子と遭遇、彼女のデスボイスを聞くことに。
結果として新曲の方向性は180度転換。マナカをセンターから下ろし、後継として烈子を指名する。
最初はでもでもだってで拒否する烈子だが、結局なし崩し的にアイドル活動へ参加させられるハメに。
当初は会社バレに怯えながらアイドル活動をしていくのだが、徐々に彼女の心境に変化が現れる。
さて、デスボ路線のアイドルという一風変わったテイストにファンはみるみるうちに増え、CDアルバム発売に始まり、札幌でのライブ、果てはロックフェスティバルの穴埋めバンドとして呼ばれるようになるまでに成長する。
だが古参ファンの間ではこのデスボ路線に異を唱える人々も現れ、諸悪の根源である烈子の家や、勤務している会社がネットにばらまかれる事態となる。
それだけで済めばよかったのだが、遂にはネット世界を飛び出して現実世界に浸食し、烈子の背後に凶刃が忍び寄り……。
以上がシーズン3のストーリーラインである。なお、彼女たちOTMGirlsは1シーズン限りの使い捨てキャラというわけではなく、続編のシーズン4、シーズン5でも登場する。
外部リンク
類似
ミステリーキッス
『オッドタクシー』に登場するアイドルグループ。動物擬人化世界かつ三人組。