概要
この記事では、YouTuberのHANE×HANE(ハネハネ)が投稿しているコント動画についてまとめた。
初期はアニメ店員シリーズ、その後にひろゆきのモノマネ動画を経て、現在は学園もののコント動画(柊さんシリーズ)を投稿する形になった。
シリーズ
- 『とあるアニメショップの日常』シリーズ
ヤヴァイ店長が経営するとあるアニメショップの日常を描いたシリーズ。初期に投稿されていたシリーズで現在は投稿されていないが、エンジェル・オブ・ダークネス(=羽川智)やジャクソンといったキャラは後継シリーズでも引き続きレギュラーキャラとして登場している。
なお、このストーリーの舞台だったアニメショップは倒産した模様。
- 柊さんシリーズ
現在メインで投稿されている学園ものコントシリーズ。女子高生の柊若菜が経験した数々のドタバタ劇が展開されている。
- アマゾン林間学校編
柊さんシリーズの話として投稿されている前6話からなる、高校1年生の柊らがアマゾンへ林間学校に行くシリーズ。
- 修学旅行編
柊さんシリーズの話として投稿されている前7話からなる、高校2年生の柊らが奈良県へ修学旅行に行くシリーズ。
- 夏休み編
柊さんシリーズの話として投稿されている前6話からなる、高校2年生の柊らが過ごす夏休みを描いたシリーズ。
- アルバイト編
上記のアニメショップの日常の続編、アニメショップが倒産したため、カフェをはじめたヤヴァイ店長を描いたシリーズ。メインはジャクソンと宇佐美。
- 新世界編
柊さんシリーズの話として投稿されている、高校2年生の柊らが火星へ修学旅行に行くも他の星へと不時着する様子を描いたシリーズ。
- 勇者ひろゆき
かの有名な西村博之をモデルにした「ひろゆき」が主人公の異世界転生系のRPGコント動画。コント動画ではあるが、ストーリー自体もかなり練られており、序盤から様々な伏線が張り巡らされている。メインキャラはほぼ全員が柊さんシリーズにも登場しているが、基本的に柊さんシリーズは勇者ひろゆきシリーズとは無関係のパラレルワールド扱いである。
余談ではあるが、このシリーズが最終回を迎えた2か月後には、似たようなコンセプトの漫画作品である『異世界ひろゆき』の連載が始まった。
主要登場人物(柊さんシリーズ)
柊さんシリーズに登場する人物を以下にまとめた。なお、キャラの性別を問わず演者は全員ハネハネ本人である。
生徒
- 柊若菜 (ひいらぎわかな)
主人公の女子高校生。明るめの茶髪で髪型はミディアムボブ。自他が認めるツッコミ役で基本的には常識人ポジだが、たまに奇想天外な行動をとることも(ただしジャクソンなどがこの行動を上回る奇想天外な行動をして相対的にまともな行動になることも)。また、華奢な見た目からは想像がつかないほどの大食いであり、その影響なのか戦闘力がやたら高い。ハネハネ本人と同じくクラロアプレイヤーである。また遊戯王プレイヤー(ブラック・ホールを知っていたため)
羽川に対して表面上はキツく接しているが、内心では恋愛感情を抱いている模様。後述したように羽川とは両思いなのだが、柊自身が素直になれないせいで友達以上恋人未満の関係性から脱却できていない。
- 羽川智 (はねかわさとる)
柊さんシリーズに登場する男子高校生で、初期から登場している古参キャラ。普段はボケ役だが、ツッコミ役の柊若菜がボケに回った際は彼がツッコミ役になることが多い。また、厨二病を拗らせているらしく、「エンジェル・オブ・ダークネス」という異名を名乗ることもある。
柊若菜に好意を抱いているものの、告白やデートの誘い方が毎回大げさすぎて彼女にはドン引きされている(が、実は両思いである)。
- ジャクソン
黒縁眼鏡をかけた金髪の男子高校生で、初期から登場している古参キャラ。おそらく日系外国人だと思われる。アニオタで、推しは御坂美琴。「マジ大草原不可避だよwww」が口癖。作中トップクラスの奇人であり、加えてギャグ補正の影響で常人離れした様々な特殊能力を使えるため、ボケ役として登場することが圧倒的に多い。後述した宇佐美晴香とは波長が合うのか、割と仲が良い。
- 風間秀作 (かざましゅうさく)
メガネをかけた男子高校生。1年生の頃の成績は学年トップという優等生なのだが、周りからギャグキャラとして注目されたいという欲が暴走した結果、現在では頭の良い変態キャラになってしまった。柊若菜の登場によって出番が減ってしまったことを根に持っており、「柊若菜にツッコミ役を奪われた」として柊さんを一方的に恨んでいる。
柊若菜が登場するまでは語り手(事実上の主人公)を務めていたにもかかわらず、最初のグッズではグッズ化されていなかった。(その後グッズ化された。)しかも、後から登場した宇佐美晴香の方が先にグッズ化されているという不遇っぷり。
- 宇佐美晴香 (うさみはるか)
赤縁眼鏡をつけたロングヘアの女子高校生。転校生という扱いで2年生編から登場した新キャラ。ノリの良い陽キャだが、センスはかなり独特でキャラが濃い。一見バカっぽい印象を受けるが、初登場回で論理的に屑山を論破したシーンなどから察するに、実は意外と頭が良いのかもしれない。
柊若菜とはお互いに愛称で呼び合うほど仲が良い。また、波長が合うのかジャクソンとも仲が良く、彼に対して恋愛感情を抱いていると思われる言動も見られる。
実は父親が数十兆円もの資産を持つとあるIT企業の社長らしく、有り余る資産で建てられた実家は豪邸どころかもはや城。とにかく広いが明らかに無駄と思われる部屋も多数存在する。地下はダンジョンとなっており、少なくとも地下10階までは存在している。
教員
- 屑山 (くずやま)
サングラスをかけた男性教師。柊若菜たちのクラス担任であり、同時に数学と体育の教科担任でもある。また、生徒指導担当である影響か校則違反の取り締まりはかなり厳しく、時にはやり過ぎてしまうこともある。しかし、校長や瀬戸先生には頭が上がらないのか、彼らに注意されると一気に大人しくなる。
なお、校則違反に厳しい点を除けば比較的常識人の部類であり、生徒全員がボケ役に回った際にはツッコミ役を担当することも。
グッズ紹介の動画では、風間に便乗して自分がグッズ化されていないことにツッコんでいたが、柊若菜から「オメエは100%ねぇよ」と無慈悲な返答をされてしまう。
- 瀬戸凛 (せとりん)
世界史の教科担任を務めるロングヘアの美人女性教師。初期は裸眼だったが、最近の動画では眼鏡を着用するようになった。注意すべき時は厳しく注意するものの基本的には温厚な性格のため、生徒たちからの好感度は高い。しかし、2年生編の初回ではなぜか生徒にケツバットをしようとしており、柊さんを困惑させた(羽川やジャクソンは喜んでいたが)。
- 亜風呂 (あふろ)
柊さんたちが通う高校の校長。名前の通りアフロが特徴的な眼鏡をかけた男性で、やたらハイテンション。「よろち〇び!」という独特な挨拶を好んでおり、場合によっては生徒たちにもこの挨拶を強要してくるので質が悪い。
その他
- ヤヴァイ
とあるアニメショップの店長(だったが、経営していたアニメショップが潰れてしまったため、現在はカフェ経営をしている)。
初期シリーズでは準レギュラーだったが、学園ものに移行してからはほとんど登場しなくなった。とはいえ、存在自体が完全に忘れ去られたわけではなく、学園ものに移行した後も古参向けのファンサービスとして数秒ほど登場することがある。2024年に入ってからは動画内での登場時間が長くなっており、徐々に準レギュラーへと戻りつつある。
なお、モデルとなったのは『進撃の巨人』に登場するリヴァイだと考えられる。
- ひろゆき
かの有名な西村博之をモデルにしたキャラ。勇者ひろゆきシリーズでは主人公を務めたほか、柊さんシリーズでも生徒役や教師役として登場している。ハネハネの演技力によってキャラ自体はかなりホンモノに近いレベルで再現されている。
- 凄杉 (すごすぎ)
人力車の運転者として登場した男性。単発キャラかと思われたが、後に宇佐美家の執事として再登場した。どうやら人力車で海や宇宙に行ったことが危険だと判断されてバイトをクビになったらしく、その後に経緯は不明だが宇佐美にスカウトされて現在に至る。
なお、初登場回では黒髪だったが、再登場回までの間に銀髪に変えており、ヘアスタイルも髪で片目を隠すようなものに変えた。
- 柊さんの父親
メガネをかけた初老の男性であり、柊若菜の父親。本名不詳。
愛娘の若菜のみならず、娘の同級生に対してもパフェをおごってあげるなど、かなり世話焼きな人物である。一方、娘の名前を言い間違えたり自虐ネタに走ったりといった残念な要素も。割と常識人枠だが…
柊がいつもの時間に起きなかったため、娘の顔の前で特大オナラをしてしまい逮捕されたこともある。しかし、逮捕された一件以降も普通に登場していたので、恐らくその後に釈放されたものと思われる。
その他の登場人物
上記以外の登場人物をここに記す。