概要
第74話「壮烈!!アフロダイAの最後!!」に登場した妖機械獣。
両腕は翼となっており、腰からのもう一対の翼と尾羽により、自在に飛行可能。
顔からミサイル、翼からは羽根手裏剣型爆弾を発射する。
胸部からのピンク色の破壊光線は、目標に突き刺した羽根手裏剣型爆弾を起爆させる効果がある。
また、脚部からは電撃状のキャッチ光線を発射し、目標物体を引き寄せる事が可能。加えて、足の爪も強力な武器。
バイク事故で甲児が負傷したため、当初はアフロダイAと対戦し、後にボスボロットとも対戦する。アフロダイAの頭部を爪で破損させ、羽根手裏剣型爆弾でアフロダイAを再起不能なまでに破壊した。
全高17m、重量180t。
両腕が翼で、全体的に女性らしいシルエットを有している事から、ギリシャ神話に登場する女怪「ハーピー」または「ハルピュイア」をモチーフにしていると思われる。
※名前は正しくは、大文字のΠではなく、小文字のπ。
尚、本記事では『ハルピア』と表記されているが、作中では終始『パルピア』とテロップ表記・呼称されていた。これはどういう事なのだろうか?
劇中の活躍
ハルピアΠ7と遭遇したアフロダイAは、これと交戦。しかし甲児はみさととデート中、バイク事故で負傷し出撃できなくなった。
ボスボロットが救援に向かうも、逆に捕まってしまい、さやかは助けようとするもやはり捕まってしまった。
その間にゴーゴン大公が、光子力研究所に向かう。
マジンガーZが到着しない中、アフロダイAは中破。さやかはなぜ自分が苦しまねばならないか、疑問に思ってしまう。
が、意識を取り戻した甲児は、負傷を押して出撃。ハルピアに苦戦するマジンガーZの姿を見て、さやかも自分を犠牲にしてでも戦う事を決意。アフロダイAでマジンガーZの盾となり、ハルピアの羽根手裏剣爆弾を受けて守った。
アフロダイAに救われたマジンガーZは、ロケットパンチとアイアンカッター、光子力ビームでハルピアを倒す。
大破したアフロダイAに対し、さやかは甲児に頼んで静かな場所に運んでもらい、ルストハリケーンで見送るのだった。
原案デザイン
石川賢が手がけた。
原案では、両腕は翼ではなく鉤爪を持った腕であり、翼は、決定稿よりもやや大きめの腰の翼が一対と尾羽があるのみ、頭部の形状も異なっていた。
原案の頭部は、「巻き込んだような髪の毛」を思わせるデザインだったので、展開させて触手にしたり武器にする予定だったのかもしれない。