概要
第70話「不死身の指揮官兜甲児!」に登場した妖機械獣。
前回、グシオスβⅢによりホバーパイルダーを破壊され、マジンガーZが出撃できない状況の光子力研究所に送り込まれた。
ギリシア神話に登場するミノタウロスに酷似した外観。牛を模した頭部の角からは、リング状の超音波光線を発射する。後頭部から首にかけては手裏剣を内蔵し、手で引き抜いて投擲する。口からはミサイルを発射。
胴体部は鎧のような意匠で、腰部装甲は展開すると、腰で回転する回転翼となり、それを用いて飛行することが可能。また、幻影による分身で、攻撃をかわす事もできる。
全高18m、重量200t。
劇中の活躍
前回の戦いで、グシオスβⅢによりホバーパイルダーを破壊された光子力研究所では、新たなパイルダーを製造していた。そして弓教授が新パイルダーを製造している間、光子力研究所の指揮は甲児が執る必要があった。
その頃ブロッケンは、ホバーパイルダーが破壊されたこの機にと、ミノスΜ7を送り込んだ。
アフロダイAとボスボロットが迎撃するがかなわず、進撃を許してしまう。光子力研究所の戦力は、重戦車Zしかない。
だが、ミノスM7が研究所の破壊とバリヤーを破るのにかかり切りになっている最中、シローとみさとが重戦車Zにより敷地内の空き地に強力なミサイル地雷を埋設する。
アフロダイAとボスボロットは、ミノスM7の角を折る事に成功するが、アフロダイAは腕を破壊され行動不能に、ボスボロットもパワー負けする。
それでもボスボロット内のボスは、甲児の指揮に従い空き地へとミノスM7を誘導していく。
だが、あと少しというところで、ボスボロットもミノスM7の手裏剣により行動不能になってしまった。
甲児は自らが囮になるべく、専用ヘリを駆って誘導する。途中でヘリが破壊されるも、重戦車Zに乗り換えて囮を続行。そしてついにミノスM7を地雷原に誘導し、爆破する事に成功。マジンガーZを用いずとも妖機械獣を破壊し、光子力研究所を守り抜いたのだった。
原案デザイン
石川賢が手がけた。変更点はほぼ無いままに、清書され決定稿に。