「貴女の死を望んだことなど 一度もない どこか どこか遠く 俺の目の届かぬ場所で 生きのびていてくれたらと思っていた 動揺するな スウォン様を主君と決めた俺が この方への情など 残していいはずがない!!」
「天賦の才がそんなに輝かしいか 大地を引き裂く勢いで現れた虎ばかりに目を奪われ お前が言う兎が 本当はどんな姿をしているかもわからんとは」
概要
CV:中谷一博
演:三浦知之
頬に傷を持つ空の部族長。五将軍の一人。
性格は真面目で、やや短気な一面がある。説教が多い。
王族は空の部族に属しているため、空の部族に限り族長は王の次に権力のある者となる。また王の血を継ぐものが王族に値するため、彼自身は王族ではなく、ヨナやスウォンの親戚にはあたらない。彼自身は、近衛兵から叩き上げで将軍となった。
スウォン即位後は側近として仕えており、スウォンの情より国を大切にする姿勢を高く評価している。
地の部族長イ・グンテとの折り合いが悪い。4歳年長ということで以前は敬語を使っていたが、次第にため口で罵倒することが多くなった。顔を合わせれば一方的にからかわれている。昔はグンテの方が強かったが、今は互角の戦闘能力を持つ。
本心では幼いころから知っているヨナの不幸を願ってはいなかった。偶然再会した折には、ヨナが生きていたことに心の中で安堵したが、スウォンを選んだ自身がヨナに対して情を持ってはいけないと葛藤し動揺していた。一方で、ハクに対しては異常なほどの警戒心を持っている。