『赤ずきんチャチャ』の登場人物。
CV:柏倉つとむ
概要
うらら学園のりんご組の教師。美形であるが可愛いものに目がなく興奮すると頭にバラが咲く。黙っていればイケメンだが、子どもが大好きで事ある毎にスキンシップを取りたがる。
が、名前のとおりバラ男であり、身体のいたるところにトゲをもっているトゲ肌。肌のトゲはリアルかつ物理的に相手に刺さる。当たり前だが痛い。深刻である。美しい花にはトゲがあるという事か。
興奮すると頭に咲くが、悲しい時はそれが枯れ、怒ると足から根が生えてくる。
なお魔法で動物にされた時はハリネズミだった。似合いすぎる……。
トゲ肌を理由として子どもたちには恐れられており、子ども好きなのに子どもから忌避されるという、あまりにも哀しくフビンな男。同じ理由で友人も少ない。が、なんだかんだと言いながら幼馴染にして同僚でもあるラスカルとまやちょんとはそれなりの友人関係がある。ただ、スキンシップに飢えまくりのバラバラマン先生は、それゆえにすぐに友人としての距離感を間違える事も多く、その際にはラスカルとまやちょんから、ムチ&鉄拳を遠慮なく喰らわされる羽目に陥っている。
ちなみに大好き曲は「ロックリバーへ」(世界名作劇場『あらいぐまラスカル』主題歌)で、カラオケに行った際にはラスカル先生の前でコレを絶唱するのだとか。(作者の彩花みんいわく「バラバラマンが歌ったら(作者的に)ハマる」のだとか)
アニメ版のバラバラマン
アニメ版ではチャチャたちによる大魔王討伐の旅の通過点であるフラワー高原を守護する貴族(領主、バラの精霊)として登場しており、同高原に鎮座する「バラの館」に常駐している。
実はうらら学園の教師である原作設定はアニメ版でも生きていた(卒業式のシーンで一瞬だけ写っている)のだがアニメ版では出すタイミングをうかがううちに死に設定と化したらしい。(視聴者からは「やっぱり、学校で子どもたちに対し事ある毎に抱き着いて頬ずりしてラブラブしたがる教師 という設定はマズかったのだろう」と言われている)
そしてアニメ版では婚約者(恋人)が登場した……のだが、その恋人とは館の前に鎮座する、館よりもでっけーバラ(本当にバラ。ヒューマノイドの義体があるとかそんなのもなく、本当にただのバラである)「マドンナローズ」である。
マドンナローズはフラワー高原の守護者であり大魔王の悪しき力から不思議な力で高原を守っていた。チャチャたちは大魔王の手下に騙され、バラバラマンの大事な人(!?)とは知らずにマドンナローズを氷漬けにしたのだが、通りすがりの植木屋(セラヴィー&どろしー)のおかげで事無きを得て、自分たちをだました大魔王の手下をサクッと(いつも通りに)倒したのだった。
ちなみに薬の材料のために植物に無体を働こうとしたやっこちゃんに対して、しっかりと説諭したり、貴族らしい優雅さを魅せたりと、実は何気に原作以上に教師らしい振る舞いを見せていたりもする。