概要
剛種ならびにG級クエストで相見える。
別名は「喰血竜(がけつりゅう)」
骨格自体はアグナコトルに似ているものの、生物として異彩を放つ不気味な性質を持つ。
特徴
海を渡ってやってきたとされる新種の海竜種モンスター。
水辺に生息しており、体表に独特の「ぬめり」を持つ。このぬめりに水分を保有させることで地上での活動を可能にしている。外観に、青と白の斑模様に頭部や背部などにヒレを持つ。
上顎より大きく突き出た一対の牙、体の側面を走る切れ目と、異形の舌部を持つ。
爪がなく丸みを帯びた、強靭な前脚を持つ。地中の潜行に用いる。
長い舌を、巧みに使って攻撃するほか、この舌を対象に突き刺して吸血を行う。
これこそが別名の「喰血」の由来。
積極的に吸血を狙い、そして吸血した対象によって自身の属性を変化させる。この独自の特性こそが彼ら最大の特徴であり、その不気味さを象徴する一番の要素なのだ。
この生態をモデルとして、MHF初の拘束攻撃を搭載している。が、この拘束攻撃、ハンターはおろか他モンスターでも頻繁に狙うだけでなく、ダメージに応じて画面が血しぶきに覆われるという非常にスプラッターな演出が為される。それによって力尽きた場合のハンターの動きもさながら殺人事件の被害者。
吸血状態
吸血行為が成功すると、体の側面の切れ目が開き、管のような器官が露わになる。吸血した対象によってこの管の色が変化し、その色によって得た属性も異なる。
管の色 | 属性 | 吸血した対象 | その他 |
---|---|---|---|
紫 | 毒属性 | ドスイーオス | 沼地では地中潜行からの復帰でも変化する。 |
黄色 | 麻痺属性 | ドスゲネポス | |
赤色 | 属性不明 | ドスランポスならびにハンター | 近接武器の斬れ味が落ちる、弾やビンが無くなるなど、嫌らしい妨害攻撃をしてくる。 |
この状態になると、エリア全域に対する広範囲ガスの他、ビーム状の属性ブレスを発射してくる。
これらを始めとする属性攻撃を2・3回行うと、再び吸血前の状態に戻り拘束攻撃も復活する。
独自に持っている器官「混水袋」により、吸血で摂取した血液を一時的に保存できる。
生態の関係上、クエストには必ず旧大陸のドス鳥竜のどれか一種がお伴として出現する。クエストレベルが高く厄介。
武具
独自の器官「混水袋」が、素材として入手できる。狩猟中の吸血対象によって、報酬として得られる際の名前と性質が変化する。
武器
混水袋から変化した「~袋」を強化の際に使用することで、武器自体の外見及び性能が変化する少し変わった強化ルートを持つ。
また、近接武器全種で共通して切れ味ゲージが赤・紫のみという性能を誇る。
防具
剛種防具が「ストロマ」、G級防具が「プランダ」という名称。
吸血鬼のような外見になる。
このうち、G級防具には「モンスターを攻撃した際、一定確率でモンスターに与えたダメージの一定割合分自身の体力が回復する」というスキル“吸血”がつく。