概要
イギリスやイングランドの伝承に登場する悪戯好きな森の妖精、あるいは精霊。
しばしば精霊のロビン・グッドフェローと混同され、家付きの精霊の仲間、或いは妖精世界の宮廷お抱えの道化師として登場する場合もある。
ポーク、プーク、パックル、パグ、ピスカ、プカ、プカ、プキィエ、プキスと表記される事もあり、どれもこれも姿が違っているが、全て同一の存在であり、それは彼らが変身能力を持っていることに由来しており、本来は毛深い人間や子供、あるいは山羊の足をした半人半獣の姿をしているとされている。
笛の調べで相手を操る事ができる力を持つとされ、ウィル・オ・ザ・ウィスプの様に人の良い人物を騙して困らせたりと悪戯好きな性格をしている一方で、貧乏人や弱者、恋人たちの利益を図る一面を持つとされる。
なお、民間伝承に登場する場合はトリックスターとして扱われる場合が多いらしい。