「助ケテ、愛の戦士サーン!」
「アッアッアッ愛の戦士君!助けたければ開封デスマッチでレアを当てるがいい!」
リカの命を懸けた開封デスマッチの幕が今開ける!
パック開封デスマッチとは?
パック開封デスマッチとは、あのリカちゃん人形シリーズで出演している一家、香山家を中心にして繰り広げられる、長寿コンテンツである。初投稿は2019年6月6日。シルバニアの動画を極めた境地である。リカちゃん人形を使った一人寸劇付きTCGパック開封動画なのだが、常人はおろか奇人でも思いつかない様なあるまじき開封動画。
撮影から編集までをほぼ全てが愛の戦士が行っており、声当ても全て彼のみで行なっている。セリフの台本等は特になく、ほぼアドリブらしい。いい歳した大人が人形達を自在に操るその光景から、『現代の人形浄瑠璃』とも『愛の戦士版サイコパストイストーリー』とも言われている。
大の大人がリカちゃん人形でデスマッチ寸劇している時点でヤバイと思う。ちなみに愛の戦士にはお咎め罰ゲームが無かったり、すごいレアが出て素が出たり、自分で罰を与えたリカを愛の戦士自ら悲しむ等、ツッコミどころ満載。本来の意味のデスマッチと違う点として次の回ではちゃんと手入れがしてあり、人形を傷つけるようなことはないためある程度は健全だったりする。
本人もまともな企画ではない事は承知しており再生数の伸び等は気にしていないと言っているが、よく訓練されたリスナーにはこれでも刺激が足りないらしく、生放送のコメントで新作の催促をされた際には流石の愛の戦士も若干引いていた。
そもそもリスナーの多くがリカちゃん人形に触れる機会など無く、父・ピエールやボーイフレンド・ハルトの設定を知らない為、「こういうキャラ」だと刷り込まれてしまう二次被害・風評被害も起きてしまっている・・・例も見られる。一歩間違えればいろいろ危ない部分もあり愛の戦士本人も本当の親に見つからないか心配になっている。ちなみにデスマッチとYouTubeで検索をかけるとなぜか混ざっており、本来のデスマッチと比べると年齢制限がない。しかも暴力的ではなく過度な暴力がないためある意味健全である。(ただし本来の意味のデスマッチが混ざっているので閲覧注意。)
ちなみにデスマッチ動画以外の愛の戦士はリカと一緒に旅行したり、本物の美容師にヘアカットさせたりと、本物の恋人のように振舞っている……ようにみえる実写動画も投稿している。まあ他にも愛人がいたりするが。
ルール
パック開封というのだから、当然レアカードを多く引き当てた者が勝者となる。敗者には過酷な罰ゲームが待っている。カビまみれのホットケーキミックスに身体を突っ込ませる、ランボルギーニに繋がれて引き摺り回されるなど、バリエーションも豊富である。
ただし前述した通り、リカちゃんたちを壊す罰ゲームやスタジオが壊れる罰ゲームは行わず、きちんとした手入れをするという線引きはしている。
点数やルール基準は回によって若干異なるが、多くは以下の通りである。
ポケモンカードゲーム(通称:ポケカ)
UR(ウルトラレア)3点
HR(ハイパーレア)3点
SR(スーパーレア)3点
RRR(トリプルレア)2点
RR(ダブルレア)1点
遊⭐️戯⭐️王デュエルモンスターズ(通称:遊戯王)
シークレットレア(シク)3点
アルティメットレア(レリーフ)3点
ウルトラレア2点
スーパーレア1点
具体的な流れ
- 愛の戦士の愛人リカが何者かの手によって囚われの身になる(ボーイフレンドのハルト君もとらわれることもある)
- さらった犯人は大抵リカの父親、香山ピエール(ヤべー奴)が現れる。
- リカ(ハルト)を返せ→返してほしければ開封デスマッチで勝負だ!(大抵はポケカか遊戯王である)
- レアの数や目的のカードで勝敗を決め、一人二役で交互に開封開始。
- 負けたほうは車にはねられたり、扇風機に回されたり、カビの粉に付けられる等の罰ゲームを受ける。
私情(レアカードや今後組むデッキ、美少女カードによる反応)は全人物発言禁止であることを除けばほぼ何でもあり。パックの横取りや相手を暴力でぶちのめすのもデスマッチで決着がつけばいいのだ。
主な登場人物
香山ピエール
「アッアッアッ愛の戦士君!パック開封デスマッチを始めよう!」
「これはね、復讐なのだよ。」
全ての元凶と言われている男。36歳で既婚、職業は音楽家で愛車はランボルギーニ。アッアッアという笑い方が特徴。
元は娘想いの父だったが、謎の組織に誘拐されたのちに、デスマッチに参加させられた。その拍子なのか、娘・リカの命を顧みないようになり、身体がデスマッチを求める生粋のデスマッチャーへと変貌し、周りの人間達を巻き込むようになった。
休日はバーベキューを振る舞ったり、飲食店に難癖をつけてクレームを入れるという最低の遊びもしている。
香山リカ
「助けて、愛の戦士さーん!」
パック開封デスマッチ最大の被害者。11歳、小学5年生の女子。彼氏は愛の戦士で香山家の長姉。同姓同名で容姿の違うリカが2人いる。
ある日突然謎の組織に誘拐され、デスマッチの罰ゲームを受ける役として度々犠牲になっている。父・香山ピエールに何度もデスマッチを経験させられ、徐々に心が歪んでいった。
リカよりもリカの妹2人を贔屓する失言を耳にしてしまい、ついに心が壊れてしまう。ピエールをデスマッチの犠牲者として巻き込んでいく。
「そこを動くんじゃないわ貴方たち!」
心が歪みきった後は魔女と形容されるほどの恐るべき執念と恨みを持って、ピエールに襲いかかる。しかし頭はそんなに良くない様で、口車に乗せられて騙されたり、
思わぬ反撃を食らって怯むということも少なくない。
「……あなたは誰?」
ネオピエールという男に記憶の一部を消された後、普通の女の子として暮らしていた。しかしピエールは相変わらず彼女を犠牲にデスマッチをするので、少しずつまた魔女になりつつある。
ハルト
「またデスマッチですかピエールさん、貴方も懲りない人ですねぇ。」
リカと同級生の男子。姓は不詳。ピエールと同タイミングで謎の組織に誘拐され、デスマッチに参加させられた。そのマッチは自身が勝利したが、その後敗北したピエールに悪態を突きおちょくったことでピエールの怒りを買い、復讐と称してデスマッチを度々受けさせられる事となる。
基本丁寧な言葉遣いだが、ピエールを前にした時は挑発的な口調へと変わり、胸ぐらを掴むなど、おおよそ小学生とは思えない行動を取る。
「ピエールさん…一緒に戦って下さい!!」
ある時、香山ピエールは封印されてしまい、公式ガールフレンド、リカの記憶も消されてしまう。かつてのライバルを失った挙句、恋人も失った彼は激怒し、彷徨うピエールの魂と共に仇討ちを挑む。
「ピエールさん、帰ってきてくださったんですね…!」
帰ってきたかつてのライバルに、涙を流す一面も見られた。
香山ネオピエール
「私がレアカードを引く確率…99.85パーセント!クイッ」
並行世界からやってきたと思われる、メガネをかけた香山ピエール。年齢等は先述したピエールと同じと思われる。全く同じ外見のため、区別しやすいよう自らネオピエールと名乗った。
魔女に変貌してしまったリカを正すため、こちら側のピエールを始末しに来た。データパック開封デスマッチを駆使して戦い、脅威の強さを見せる。
リカの記憶を消すことによって目的を達成し、他の危険因子たるリカ2人の記憶を消そうとしたが失敗し、ついにピエールとハルトに前に敗れ、ラップにぐるぐる巻きにされて封印される。偶然封印は解けたが、その後ある男とのデスマッチに敗れ、罰ゲームとしてワニに頭を噛み砕かれ死亡した。最期の言葉は、リカの幸せを願った言葉だった。
「愛の戦士君…君が、リカを守ってあげるんだ…」
「私の代わりに、素敵な未来をリカにプレゼントしてあげてくれ…」
死亡したかに思われていたが実は生存していたことが判明した。
ケン
「困ッテルヤツハ神ニ縋ルシカナイ…」
ネオピエールが封印された後に、アメリカからやってきた、タキシードに身を包む金髪の男。バービーというガールフレンドがいるらしい。
何故日本にやってきたのか、それはピエールの所有していたランボルギーニは元々彼のものであり、デスマッチに敗れて奪われたから取り戻しに来た、というものであった。
いつものパターンのようにリカを人質とし、ピエールを誘き寄せようとするも、ピエールは過去の罰ゲームによってスノードームに封印されていた。この事態にハルトが駆けつけてパック開封デスマッチを彼に挑むが、自由の女神ドローを駆使して完勝。ピエールの父を名乗るアルベールにも勝利し、リカをアメリカに誘拐する。しかし並外れた執念を持ったハルトがアメリカまで追跡し、デスマッチの再戦を申し込む。ホームであるケンは負けられないと受けて立ったが、ハルト渾身のスピニングドローに敗北し、罰ゲームのパイ投げをモロに食らった。
後日、デスマッチに敗北したをリカとを処刑しようとしたが、封印が偶然解けたネオピエールにデスマッチを挑まれる。しかし楽々と勝利し、ネオピエールをペットであるワニに殺害させた。
彼らの抵抗に我慢がならず、ピエールの肉親たちを手にかけることを決めた彼は、リカの妹「ミキちゃん・マキちゃん」の2人を地獄の毒沼で処刑しようとするが、封印が解かれたキングオブデスマッチャー「香山ピエール」が完全復活し、ケンはピエールにようやくとばかりにデスマッチを仕掛けた。
両者数歩のリードも許さぬ激戦の末に、ピエールの秘技・瞬速ドローによって一気に点差を突き放され、追いつくことができずに敗北した。罰ゲームとして、自身が用意した毒沼にケン自身が頭から突っ込み、邪念と恨みを漂わせながら力尽きた。その後の消息は不明となっている。
「覚エテオケ…!コノママデハ済マサナイ…香山家、滅ブベシ…!」
……と思われていたのだが、あっさり復活する。しかもランボルギーニは正式に奪ったのではなく、ピエールがその場に乗じて、勝手に奪ったということが判明した。
相変わらずピエールにデスマッチを仕掛けるが、復活初戦はトリプルスコアで敗北している。
ワタル
「解放できるのはお前らのうち、どちらか1人だけだ。」
悪の組織のリーダー。冷静沈着で冷酷な男。
デスマッチの主催は彼が初めて行った。初回から3話までしか登場しておらず、謎多きキャラクターである。
何のためにデスマッチを開催したのか、何故ピエール達を狙うのか、その理由は彼が握っていることだろう。
愛の戦士
「なんて事だ!またリカが捕まってしまった!」
この世界を動かしている人、それであるのにもかかわらずピエールなどに文句を言われたりするなど不遇な立場になっている。
その他にもリカの母織江や果てはアスラン・ザラなど個性的なキャラクターが多数登場する。詳細は以下参照。
迷言集(随時追加中)
香山ピエール
・「復讐は終わらない!悲しみの連鎖は断たれない!ワタシとキミは、殺し合う運命なのだよ!」
・「さらばだケン、また地獄で会おうじゃないか。アッアッアッ」
・「そんな偽りの仮面に操られた君とデスマッチしたくなかった!我が永遠のライバルだと思っていたのに!」
香山ネオピエール
・「さらばだ愛の戦士君、さらばだリカ。今度は道を踏み外すんじゃあないぞ。」
使用BGM
・戦闘曲「battle」34〜37(魔王魂)
・切ないピアノ24(魔王魂)
・戦闘曲メドレー01(魔王魂)
・醜き獣、ルドウイーク(Bloodborne)
・閉鎖恋愛(OtoLogic)