「入ってきても構わねぇが、あいつらに食われねぇようにな」
チームワーク能力に欠ける傭兵。雇い主たちは彼の優秀な能力に満足しているが、彼が全く同僚を気にかけないことや任務のリスクに無頓着な態度に頭を抱えている。
概要
日本語名 | パヴィア |
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英語名 | Pavia |
中国語名 | 狼群 |
キャスト | 野津山幸宏 |
レアリティ | ✦4 |
種 | 混血種神秘学家 |
誕生日 | 7月24日 |
活動年代 | 20世紀60年代から |
活動地域 | ローマ、ピエモンテ、シチリア島 |
年齢 | 25 |
好きな天気 | 雨 |
好きな食べ物 | アイス、ドルチェ |
ミディアム | 獣の牙 |
本源詳細 | 獣の群れの啼鳴(獣)、ナイトビュー |
香調 | スパイシーウッディノート、柑橘系、ムスク、レザー系、キャロットシード |
サイズ | 62 19/32×21 17/64×14 11/64in. |
狼の仲間がおり、ピーター、アンドレイ、マレフィセント、トニカ、レオンという。アンドレイはよだれを垂らしながら走る。
父親は行方不明で、母親は精神病院に入っている。顔は覚えていないが、子守唄を歌ってもらった記憶がぼんやりとある。今はローマにいるらしい。見舞いは一度も行ったことが無い。
獲物から記念品を剥ぎ取るのが好き。指輪やイヤリング、写真に、ポケットに入ってた映画のチケットなど。全部コレクションケースに飾っている。
装飾品
おまけのサングラス
ごく普通のサングラス。よく旅行会社が客集めのためのノベルティにしているこのサングラスは、メーカーも販売元もわからない。イタリアのとある有名ブランドのレトロなデザインに似ているが、これをブランド品だと思うほど人々は間抜けではない。
スパイクピアス
ハンドメイドのアクセサリー。ピアスの部分は針金と釘でできているようで、粗末で目新しさのないデザインだ。ぶら下がっている飾りには軽く磨かれた跡がある。恐らく4分の1枚の紙やすりを使ったのだろう。
指輪と大量の金属製品
無造作に積み上げられた指輪の山を見て、状況を理解できる人はいないだろう。しかも中には破損したりひん曲がっている物まである。どう見てもそれは「装飾品」ではなく、ゴミを積み上げた現代芸術でしかない。もし欲しいという人がいたら、お金を払ってでも引き取ってもらいたい。
キャラクターストーリー
ヴェネツィアへと向かう旅人
騒動と混乱の争いの中で、水上都市での集いは期日通りに行われ、無数の映画フィルムが次々とシアタールームに集った。
この偉大なる盛宴に、山ほどの人が昼夜を問わず駆け付けようとしている。
ピエモンテを通りかかった旅人が足を止めた。
身を屈めると、地面からわずか3フィートしか出ていない小さな窓から、子どもの目が見えた。
窓の隙間から声が聞こえる。
「どこから来たの?どこに行くの?」
「ヴェネツィアに、映画祭に行くんだ」と旅人。
「映画祭?」声は少し戸惑った。
「映画ってなに?」
「薄くて四角いチップを四角い箱に入れるとね、素晴らしい物語やつまらない物語を見せてくれるんだ。映画は光だから、見る時は暗い部屋にいる必要がある」
「ここみたいな暗い部屋?」
子どもの目には光があった。その後ろに、動物のような何かが潜んでいる。だから旅人は頷いて、答えた。
「そうだ。そこのような、暗い部屋だ」
あの子どもが気に掛かって、旅人は帰り道でピエモンテに寄った時もあの窓を見に行ったが、
地面から突き出た窓はすでに何枚もの板で塞がれていた。
身を屈め、指でコンコンと板を叩いてみたが、何の返事も得られなかった。
暗闇の中の友人
子どもならみんな、幻想の中のおともだちがいる。
それは妖精の女王さまだったり、伝説の中の英雄だったり。
彼はおばさんに嫌われていた。
その幼い顔が、あまりにもおばさんの姉に似ているからだ。美しく憂鬱な姉はおばさんを見捨て、遠い都会へ行った。
そして何年もしないうちに死んで、面倒な子どもをおばさんに押し付けた。
おばさんは彼の顔を見たくなかった。姉を思い出したくなかった。
地下室に閉じ込められるのは日常茶飯事だった。
最初は、怒ったり泣いたり、折れて謝ったりもしたが、何をしても、階段の上の扉は動かなかった。
水滴の音、呼吸の音、木製の壁の奥でげっ歯類がキューキューと鳴く音と際限ない静寂が彼とともにいた。
そこには朝日も夕陽もない。
あるのは、目が覚めることと、もう一度眠りにつくことだけだった。
少しずつ、少しずつ近づいてくる。
耳の奥でバラバラに鳴り響いていた音たちが一つとなり、鳴咽が止まないシンフォニーを奏でる。
一匹の狼の後ろにはもう一匹狼がいて、互いのしっぽを咥えた狼の群れは大蛇のようにぐるぐると彼を囲んだ。
狼たちは暗闇の中で彼に温もりを与え、安らかに眠るまで抱きしめてくれた。それが、彼が闇の中で見つけたともだちだ。
彼を裏切ることも見捨てることもない、永遠に守ってくれる本当のともだち。
子どもならみんな持っている、幻想の中のおともだち。
野蛮な甘党についての無意味なインタビュー
パンドラ・ウィルソン:ジェームズ・ボルトンの回想録では、彼は罰として、非常に嫌味な傭兵とやりとりをする役にまわされたとあります。そしてその罰とは、私の考えが正しければ、貴方のことですね。そのことについて、どう思っていますか?
パヴィア:知ったこっちゃねーよ。あいつらが俺のことを罰だと思ってんなら罰だろう。あんたんとこのくそつまんねぇ雑誌に、バカみてぇな読者がいるのとおんなじだ。
パンドラ・ウィルソン:と言いますと?
パヴィア:後な、お前のそのあほらしい口の神秘術は、俺の冷蔵庫のアイスを溶かしたりしねーだろうな!?
パンドラ・ウィルソン:…口の躾がわかっていれば、あんなに優秀な「罰」にならなかったでしょうね。
パヴィア:ハッ、あんたは間抜けすぎて苦しみを与える楽しさがわかってねーみたいだ。今みたいによ、口しか見えねぇけど・・・あんた、顔色悪いだろ~
パンドラ・ウィルソン:貴方に対していい顔色を見せる人はいないと思います。
パヴィア:ババーン、問題でーす。今からさっき言った言葉を繰り返しまーす。どの言葉でしょーか?
パヴィア:はい時間切れぇ。答えはなぁーあんたの考えなんて知ったこっちゃねーよ、だ!
ボイス一覧
出会い | いいぜ、あんたの依頼、受けてやるよ…あぁ、一ついいか? 今からクレーム用のメールボックスを空にしといた方がいいぜ。すぐ埋まるからな。 |
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スーツケース内の天気 | 知ってるか? 雨はな、いろんなもんを洗い流してくれるんだ。タイヤの跡も足跡も。血痕も、血で書かれた「犯人は…」みてぇなラクガキもな。とにかく、俺ぁ雨が好きなんだ。 |
未来へ | なんでそんなに頑張んのか、俺には理解できねぇな。いい時代じゃねぇか。旨いドルチェも楽しいクラブもいっぱいあるし、もっと肩の力を抜いて生きようぜ。ジュースはいかが、señorita? おっと、我らが偉大なる英雄様、兼女神様つった方がいいのかな? |
放置 | ピーター、アンドレイ、マレフィセント、トニカ、レオン…全員目ぇ覚めたか? よし、今日はちょっと違う遊びをしてみようか。…おい、アンドレイ! よだれを垂らしながら走るな! |
挨拶 | 入ってきても構わねぇが、あいつらに食われねぇようにな。 |
朝 | おめぇらの睡眠は怖ぇよ。そんなに長い時間、眠る必要あんのか? バタッと倒れたかと思ったら、そのまま死体みてぇに動かなくなって、次に目ぇ覚めるのが八時間後だぞ。…カカッ、マジでよくそんなことができんな。俺には真似できねぇぜ。 |
信頼‐朝 | おう、amigo。新しい一日の始まりだな。ショッピングに出掛けようぜ! んだ、その困った顔はよ? 今の冷蔵庫の惨状を知らねぇのか? 中の温度が安定しねぇから、俺のアイスがコンクリみてぇにカッチカチになってんだよ! |
夜 | いい月だなぁ。叫びたくなっちまうぜ。 |
信頼‐夜 | あんた、寝る前はなに数えてんの? 羊?それとも狼? 俺のオススメは狼だな…羊を全部食っちまうから。そしたら——ぐっすり眠れんだろ? |
帽子ともみあげ | 今まで他人の頭に開けた穴の数、知りてぇのか? ちげぇなら、そこに触るんじゃねぇ。 |
袖と手 | なんだ、ようやく気づいたのか? そう、この手は首をひん曲げたり、銃を撃ったり、ナイフで喉を切り裂いたりしてきた——素晴らしい手だろ? |
衣装と身形 | イカしてるだろ? ピエモンテの芸術作品だぜ——店のヤツがそう言ってた! |
嗜好 | 獲物から記念品を剥ぎ取るのが好きでさ。指輪やイヤリング。写真に、ポケットに入ってた映画のチケットとかもあったな。全部コレクションケースに飾ってるんだ。今から見に来ねぇか? |
称賛 | だぁーから、もしポジションを入れ替えて、俺がボスになったら、あんたみてぇな奴を雇いたいっつー話だよ。まぁ、あんたは今でも嘘みてぇに抜けてる時があるけどよ、役に立つ時も結構あるし、な? どう? |
雑談I | ジェームズ・ボルトンって知ってんだろ? 回顧録を出したあのジェームズ・ボルトンだよ。あいつ、俺のこと書いた本で随分と儲かってるみてぇでさ、今度ギャラをもらいに行かねぇとな。マジで俺のことばっかなんだよ、あの本。 |
雑談II | 親父は行方不明で、お袋は精神病院に入ってる。顔は覚えてねぇけど、子守唄を歌ってもらった記憶がぼんやりとあるよ。…今はローマにいるって聞いた。もうばぁさんだろうな。見舞い? 一度も行ったことねぇ。 |
チーム編成 | ヒュー、俺と組む可哀想な仲間は誰だぁ? |
バトルスタート | 仕事の時間だ! |
スペル選択I | ヒューゥ! |
スペル選択II | あいつらをやりゃぁいいのか? |
高ランクスペル選択 | 血祭りの準備をしてるのはだーれだぁ? |
アルティメット選択 | 神に祈る時間くらいくれてやる…ウソだよ。 |
神秘術発動I | 安心しろって、もうすぐ叫べなくなるからさ。 |
神秘術発動I | 地獄に落ちな。 |
神秘術発動II | 警察の電話番号? オーライ、顔に刻んでやるよ。 |
神秘術発動II | 礼はいらねぇよ! |
アルティメット発動 | Ciao amore! |
ダメージを受けるI | 面白れぇ! 面白れぇなあ! |
ダメージを受けるII | 肩の力を抜けよ、かわいこちゃん。 |
バトル勝利 | 万歳! 我らの偉大なる主を讃えよう! |
洞察 | 夜空の月、狼の声——あいつらをもっと理解できたのはあんたのおかげだ。ったく、大胆で欲張りなやつだよ、お前は。 |
性能面
パヴィアはスペル2種が範囲攻撃となる、複数相手に特化したキャラクター。
主に雑魚戦で活躍させることができるため、範囲攻撃の手持ちが少ないのであれば周回編成として活躍させることが可能。
アルティメット「俺よりうるさい奴ら」では単体攻撃に加え、自身に自己回復を付与することが可能。3ターン継続かつ回復量もそれなりに高いため、粘り強く戦うことができる。
スペル2種はそれぞれ追加効果の条件が相反しており、両方同時に発動させることがほぼ不可能になっている。
そのため、HPが減ったら「プアーガイ」でダメージを与えつつ、アルティメットで自己回復、HPが回復したら「ダーティーシング」といったように使い分ける必要がある。