1983年11月5日生まれ、オーストラリアにて出生、トンガとオーストラリアのハーフ、テコンドー、クロスカントリー選手、テコンドーでリオ五輪、クロスカントリーで平昌五輪出場。さらにはカヌー選手としても登録されている。
上半身裸オイルの旗手
彼を一躍有名にしたのはなんといってもオリンピックの入場パフォーマンスである。
民族の雰囲気と自身の鍛えた体を活かし、上半身裸にココナッツオイルを塗りたくった全身テカテカ姿で開会式に現れ、世界中から注目を浴びた。
このパフォーマンスは冬季のソチオリンピックでも行われ、氷点下6℃の会場でこの姿で現れた事には世界中が驚愕し、競技前から大きな盛り上がりを見せた。2021年の東京五輪でもこの姿で入場している。
このパフォーマンスに対し、本人は「名前を知ってもらうことで支援を受け、施設の人達を助け、また自身のパフォーマンスで元気づけたい」という思いを語っている。
少なくとも、今一番有名なトンガ人であることは間違いない。
オリンピックから翌年の1月、フンガトンガ・フンガハアパイの海底火山が大噴火し、トンガ王国史上最大の危機となるが、彼を通じて世界中から多額の支援金が集まっているとの事である。
ただし、国家の有事を優先してか、2022年の北京オリンピックには不参加を表明した。