ピーター・パン(ディズニー)
ぴーたーぱん
日本での公開は、1955年3月22日。
原作はジェームス・マシュー・バリーの戯曲および小説「ピーター・パンとウェンディ」。
先住民族についてのステレオタイプな描かれ方や、女性観の押し付けなどから批判も多い。
続編として『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』(2002年)が劇場公開されている。
2023年には実写映画「ピーター・パン&ウェンディ」がDisney+で公開。こちらはDisney+で配信した後に劇場公開の予定だったが、新型コロナウイルスの流行で劇場公開はなくなった。
ロンドンに住む少女ウェンディはピーター・パンを信じ、弟たちにも彼の冒険の話をよくしていたが、末っ子のジョンのイタズラに腹を立てた父親から、1人部屋に移動するよう命令される。
その夜、ピーター・パンが自分の影を取り戻しに家に忍び込む。
明日から半分大人になるという話を聞いたピーターはウェンディを子どものままでいられるネバーランドへ誘う。
ウェンディとジョン、マイケルは妖精の粉を掛けてもらいネバーランドへ飛び立つ。
本作の主人公。ネバーランドに住む永遠の少年。
勇敢で、自分のピンチでも相手との約束を守る律儀な所があるが、フック船長の手を悪ふざけで切るなど残酷な面もある。
ダーリング家の長女。ピーターパンの存在を信じ、彼の冒険を弟たちに語っている。
父親からはその夢見がちな言動を問題視される。
CV:池田真
ウェンディの弟。黒い丸メガネをかけている。
作戦を立てたり、手話が分かるなど知的な描写がある。
CV:鈴木一輝
末弟。ベビー服を着て、常にテディベアを持ち歩いている。
ピーター・パンのパートナーの喋らない小さな妖精。
嫉妬心からピーター・パンに近づくウェンディを殺そうとする物騒な性格。
この嫉妬心をフック船長に利用されてしまう。
左手を奪われた恨みからピーターパンへ復讐しようとする海賊。
コミカルに描かれているが、仲間の海賊をも殺す残忍さを持つ。
白髪で小太りのフック船長の手下。
ドジで頼りないが、フック船長と行動を共にする事が多い。
ピーターが切り落としたフック船長の手を食べたワニ。
それ以来エサとしてフック船長をしつこく付け狙う。目覚まし時計を飲み込んでおり、針の動く音でワニの接近が分かる。
迷子(ロストボーイ)
動物の形をした服を着るピーターの手下たち。
酋長
インディアンの酋長。娘のタイガー・リリーがロストボーイたちに誘拐されたと思い込み、彼らを処刑しようとする。
酋長の娘。ピーターの隠れ家を聞くためにフック船長に誘拐されるが、口を割らなかった。