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概要編集

ピート・バーンズとは、イギリスのロックバンド「デッド・オア・アライブ」のリーダー。


中性的で妖艶な容姿とは裏腹な野太いボーカルで魅了し、80年代を中心に世界中で人気を得た。また、バブル期の日本でも爆発的な大ヒットしており、メンバーが何度か来日していた。


2016年10月23日にこの世を去り、葬儀費用はボーイ・ジョージが工面していた。


美の追求と人生の転落編集

ファンの間で語り草となっているのがピートの整形依存症である。


ピートは少年時代から容姿端麗なイケメンであったが、ピート自身は己の容姿に強いコンプレックスを抱いており、小学校時代は顔に絵の具を塗ってメイクするなどの奇行に走っていた。そして、「デッド・オア・アライブ」が売れて名声と富を得た後は、コンプレックスを埋めるかのごとく整形を始める事となった。

当初は長年気になっていた鼻を整形する程度であったが、次第に整形がエスカレートし、それに比例して出費も増えて最終的に稼いだ収入のほとんどを整形に使ってしまった

また、その頃からメンバーの関係が悪化して4人の内2人が脱退し、イギリスのレコード会社とも揉めた事で日本でしかCDを出せなくなって収入が激減。


それらのトラブルに直面してもピートは美の追求を続けていたが、ある医者から勧められた「唇を膨らませる化合ジェル」を試した事で体調が悪化。

化合ジェルの副作用で死にかけて治療に専念するものの、治療費を捻出するために住んでいた豪邸やヒット曲の著作権を売り払ってしまった

その後、一命を取り留めたのだが、整形と治療の後遺症で美しかった顔が見る影もなく崩壊してしまい、どん底となってしまう。

しかし、もう一つの武器である美声は衰えていなかった。彼は落ちぶれたセレブを紹介するTV局のオファーを受けて番組に出演した事をキッカケに再び有名となって復帰を果たした。

復帰した後も懲りずに整形を行なっていたようであるが、晩年は腎結石を患い、経済的に困窮していた。


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