プロフィール
概要
上柚木さくらのパートナーゼクス。
精神生命体化した動物「セイクリッドビースト」の一体で、四大天使ミカエルS.K.の化身。
性別は登場当初♂と記載されていたが、途中より♀に変更されている。
人物
現代のさくらをミカエルとして覚醒させるべく、白の竜の巫女ニノを介してさくらと邂逅した鳥型のセイクリッドビースト。
ミカエルの化身ではあるが得意とする攻撃は風を直接使うものではなく、熱風や光によるもの。
その紳士的な物腰と中性的な声音から、パートナーであるさくらには長期間性別を誤認されていた。
一方で、女性らしく扱われることには憧れもある様子で、その際は満更でもない姿を見せている。
高位エンジェル達への憧れ故、さくらを除く転生前の人物に触れると限界化する。
「叶えし者」化
さくらにディンギルの一人「スド」が接触してきた後、ディンギル達の危険性に気づいたフォスフラムは主であるミカエルを守るべく敢えてスドを挑発し、自身の魂を対価にディンギルとの契約者「叶えし者」化、更に「願いを叶えるためには幽閉されているミカエルの救出が必要となる」状況を作ってミカエルの解放に成功する。
だがその代償として重度の精神汚染状態に陥ることに。
その後一度はミカエルの助けによって精神汚染から脱することができたものの、パートナーであるさくらが未だ「叶えし者」であった為精神汚染が再発、八千代を追い求めるさくらの影響でその後長期間精神を蝕まれ、精神生命体であるフォスフラムは徐々にその命をすり減らしていった。
最終的にその精神状態はさくら共々「八千代を信仰対象とする」程に悪化してしまうが、八千代から直接喝を飛ばされたことでさくらがある程度正気に戻り、それに伴って幾らか正常な状態に戻ることができた。
だが…。
新生
「長期間精神汚染を受け続ける」という状況は精神生命体であるフォスフラムにとっては致命的なものであり、さくらと八千代との和解後しばらくして、遂にその命が限界に至ってしまう。
自分の傲慢さが招いた事態に対しさくらは自省することとなり「変わる決意」によって自身の持つエンジェルとしての資質を「風」から「炎」に変化させると同時に「叶えし者」化による悪影響から完全に脱却、更にそれによって得た力でフォスフラムを不死鳥のセイクリッドビーストとして生まれ変わらせた。
アルターネメシス フォスフラム
「アルター化」によって精神を囚われた「ifのバッドエンド」のフォスフラム。
その内容は「後継者に選ばれたさくらに嫉妬、彼女を見限って自分が代わりにミカエルとなる為、少女の姿に変貌する」というもの。
フォスフラム自身はエンジェルたちに対する不敬の象徴であるこの姿となった事を恥じているのだが、「アルターブレイク」後はこの姿を模した姿が常態化してしまったため、その事についてはさくらに文句を言っている。
※画像左の少女がフォスフラム、ちなみに元の「アルターネメシス」はフォスフラムの精神状態の影響か八千代にやや似た姿をしている。
- 『超越者【敬愛】フォスフラム』:「悪夢の女の子フォスフラム可愛かったね! また見たいなあ……。ちらっ」「御使いが人の姿を取るなど、畏れ多いことです。これっきりですからね?」
- 『光風の焔鳳 フォスフラム』:可愛いなどと持て囃され悪い気はしませんでしたが……。私はいつまでこの姿でいれば良いのでしょう。聞いていますか、さくら?
関連タグ
Z/X-Zillions_of_enemy_X- Z/X ゼクス
アルモタヘル:上柚木八千代のパートナーゼクスで、対の存在としてデザインされているキャラクター(フォスフラムは太陽、アルモタヘルは月がモチーフ)。