プロフィール
概要
黒の世界のプレデター。名前は「煉獄」を意味する。
ドイツ語に由来するプレデターの中では珍しくアラビア語が元ネタ。
全身に鋭い刃を纏ったグリフォンといった外見である。
その風貌に加え、「死に抱かれよ。」といった恐ろしげな言葉で相手を威嚇する。
というのは表向きの虚勢である。
本性は極めて臆病で闘争本能も薄い。口調も少年のようになる。
殺戮のための生物兵器であるプレデターとしては落ちこぼれ扱いされるほど。
だが、彼自身は最強のプレデター「四凶星」の一角「アドラユベル」と同じ一族の出身であり、秘められた資質はかなりのもの。
黒の竜の巫女バラハラを経由して上柚木八千代のパートナーになる。
当初の八千代は一見強大である外見に反して臆病なアルモタヘルに落胆してしまうが、自身と同じく臆病で半人前扱いされる性質を見抜いて彼に手を差し伸べる。
その事でアルモタヘルは「勇気」を知り、八千代と互いの弱さを補って進む事となる。
最終的には八千代と共に「臆病者であるが故の強さ」を身に付けた事により、「ただの卑怯者」であるアドラユベルを超える実力を手に入れた。
ちなみに、初出時のカード「深淵の黒月アルモタヘル」が頼りない性能であったためか、初期の頃はユーザーに「アルモヘタレ」と称される事もあった。
このあだ名が影響して「臆病」というキャラクター造形になったのではないか?
とユーザーの間ではまことしやかに囁かれたという。
関連イラスト
アルターウィーク アルモタヘル
アルモタヘルの内面の弱さが「アルター化」によって具現化した、八千代の弟として振舞う「弱いままのアルモタヘル」。
八千代から投げかけられた言葉により存在を否定され、消滅する。
アルター化を解除した後は「弱い自分を受け入れ、より強くなる」というアルモタヘルの決意により、彼の存在がアルモタヘルと八千代に更なる力を与える事となった。