フランシスコ・フィリオは、ブラジル出身の空手家である。K-1GP01年準優勝。一撃。186センチ。
1991年第5回極真空手世界大会でベスト16、1995年第6回極真世界大会で3位。
97年K-1デビュー戦でいきなり王者アンディ・フグと対戦、右フック一撃で失神KO勝ち。
その後も97年GP1回戦でサム・グレコを一撃でKO、準決勝でアーネスト・ホーストに判定負けを喫するもK-1に一撃神話を築いた。
99年、ホーストに1RKOでリベンジを果たした後、K-1を一時離脱。第7回極真世界大会で優勝、史上初の外国人王者となる。
00年4月バンナに逆に一撃でKOされ、千年に一度のKO劇と呼ばれる一戦となる。同年8月、横浜でのGP予選トーナメントで優勝しGP出場権を獲得した。00年12月のGPは風邪を引いて体調最悪の中、レコにはなんとか判定で勝ったがホーストに判定負け。
2001年、ラスベガスでのK-1GP予選トーナメントで初戦敗退するも10月に福岡での世界最終予選Aブロックで優勝。GP準々決勝ではピーター・アーツのミドルキックがフィリオの肘に当たった時アーツが足の甲を負傷しTKO勝ち、準決勝ではアレクセイ・イグナショフにローキックでダメ―ジを蓄積させ判定勝ちし決勝進出、決勝では手数が少なくマーク・ハントに判定負けし準優勝。
2004年に前年のGP王者、レミー・ボンヤスキーに3-0で判定勝ち。この試合を最後に現役を引退した。
ブラジリアンキックを日本で有名にした人物でもある。
97年百人組手を史上初の無敗で完遂、本来は過酷さから病院に行く選手も多い中、フィリオは次の日も買い物を楽しんでいた。
複数対戦経験のある戦績は、アーツ、フグには2戦全勝(空手での戦績も含む)。ホーストには1勝2敗ステファン・レコ、セルゲイ・イバノビッチには1勝1敗。