概要
2011年9月18日更新分の原作者公式ブログにて、原作者自らが読者からの「ブラゴはシェリーの事を愛していたのか?」という質問に対して、
「ブラゴはシェリーの事が好きだったんだよ!このツンデレ大将軍!」
という趣旨の回答がなされており、同カップリングも公式カップリングであることが原作者自身の口から明言された。
ちなみに作中で魔物が人間に対して明確な恋愛感情を抱いたケースはウォンレイに続いて2人目である。
また、完全版3巻に収録されたオマケ漫画「ガッシュカフェ」では、ブラゴとシェリーがフォルゴレが書いた詞と振り付けでデュエットするという本編では決してみられない貴重なシーンが見られる(ちなみにメロディは「男と女のラ×ゲーム」のイメージ)。
金色のガッシュ!!2
黒本組の再登場は前作連載当時のブラシェリ派のファン達を次々に復活させた。
前作後にベルモンド家は没落し、シェリーは富豪クロードと結婚して三人の子を儲ける。
しかし幸せな家庭とは言い難く、家は復興せず経済力を持つ夫は家庭を顧みないで浮気を繰り返しており、シェリーは黙認。当主兼社長夫人でありながらも仕事・家事育児に追われる日々を送っていた。
(次男ニコラは邸を維持する為に母親は父親に逆らえないと思っている。)
身を削るような生活も、ブラゴと過ごした思い出が心の支えとなっていた。
夫には良妻として振舞っているが愛も信頼も皆無で、子供達を「私の子」と呼び、貴族の血を引く者として厳しく育てていた。
一方で、ブラゴは徒党を組んだ『カード』の襲撃に遭い戦死したが、人間界の魔物(漆黒)の棺で最愛のパートナーを守るようにして復活した。
かつてはパートナーのシェリーより身長も年齢も低かった少年ブラゴが、大将軍の貫禄を纏った筋肉粒々の雄々しい男性へと成長を遂げていた。
(シェリーとの体格差にブラシェリのファンが歓喜したのは言うまでもない。)
しかもシェリーが敵の襲撃を受けた際、母親として子供達を守る為に死を選び「もうママはあなたを守れない」と言い切ったが、死んだはずのブラゴの声を感じた時、気丈なシェリーがブラゴへの恋しさで体を奮い立たせて泣き叫びながら走った。
そしてシェリーが大人に成長したブラゴと目が会ったとき、「ドキっ」とときめく。ブラゴもまた既婚者となったシェリーを「俺のパートナー」と宣言する。
更にジリオンの台詞で「愛しのブラゴ」とわざわざ加えたり、作者がシェリーのクロード(無関心)とブラゴ(愛)への想いを明確に描き分けているなど、今後の二人の関係に変化を期待させる描写が多い。
当初はシェリーの既婚子持ちにショックを受けたファンは多かったが、夫の屑っぶりから略奪愛を期待して現状を好意的に捉えるファンが増えていった。
関連タグ
ウォンリィ…公式カップリング第1号