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概要編集

原作シリーズではゼロの強化形態として『X5』から登場している(正確には『X4』から)が本作では別人として登場(そのため本作のゼロは『X5』編終盤のみこの形態になる)。


元ネタは『ロックマンX2』のカウンターハンターからゼロのパーツをすべて回収した場合に出現するゼロのコピー。

原作では、オリジナルである彼に不意打ちのような形で呆気なく退場してしまったが本作では独自の経緯で再登場することになる。


経歴編集

X2』編編集

「俺は・・・ゼロ?・・・いや・・・俺はゼロじゃない・・・俺は奴の影・・・・」


ゼロのコントロールパーツの奪取に失敗したサーゲスが基地で組み立てていたゼロの予備ボディをシグマが簡易AIプログラムを入れてエックスたちの元へ連れられる形で登場。彼からは「新しいパートナー」と紹介されるが攻撃を開始する前に原作同様に駆けつけたゼロ本人によって破壊される。


しかし、瀕死の状態でありながら彼はこの時点で自我を有し始めており、後に現れたアチモフ一味に回収されることに・・・・


X4』編編集

「・・・ゼロ、俺は絶対にお前を破壊してやる!!どちらが出来が良くないかどうか証明してやる!」

最終回でドラえもんの故郷である22世紀のタイムパトロール本部を強襲する形で再登場。

元々ゼロと同等の性能を持っていたこともあり、ドラ・ザ・キッドを始めとする隊員をすべて返り討ちにし、たった一人でタイムパトロール本部に大打撃を与えた(但し、人命は奪っていないらしく、後の本部が復興作業中の時も隊員の被害状況についての発言がキッドのみ)。

帰り際、巡査艇を一艇強奪。帰りのベルカナとの会話から二人が兄妹と言うことが判明する(原作の彼女は全くの赤の他人)。


X5』編編集

「・・・・・お前の仲間のゼロに伝えておけ。『お前を必ず始末してやる。』とな。」

フォルテによって重傷を負ったダイナモを回収するためにローブを着た状態で登場。飽くまで回収が目的だったことからイレギュラーハンターと戦うことはなかった。


X6』編編集

「アイゾックの居場所はどこだ?」

裏で暗躍しながらアイゾックの居場所を調べるべく、ナイトメア調査員を3名倒している(その内の2名は死亡)。その後、アイゾック自身が自ら接触してきて自分が何故作られたのかを聞かされる。

しかし、その内容が「オリジナルのボディを本来の役割に戻し芽生えた人格を予備ボディに移植させる」と自分の考えていたものとは全く異なるものだったため、彼の苦悩は呆れに変わり、アイゾックに対する怒りの矛先を向けた。


「今まで苦悩していたのが馬鹿馬鹿しくなった!!一発殴らせろ!!いや、俺の気が済むまで殴らせろ!!」


結局、シャドーマンの介入でアイゾックには逃げられてしまったがそれまでの葛藤がなくなったのか恩人であるアチモフの呼び方が「ジジイ」から「親父」に変えるなど態度が軟化した(逆にワイリーは「ジジイ」、「クソジジイ」と呼んでいる)。


22世紀に帰還後は、行方不明になっていたオリジナルと初めて対面。執着する必要がなくなったため、飽くまで動きを封じる程度に済ませた(スクラップ宣言はしていたけど)。


ところがドラえもん世界にて来たワイリーと命令でアチモフメカに乗り込んできたセカンドナンバーズによって状況が一変。

彼自身も動力炉の破壊しに来たクイックマンと戦闘を始め、追い詰めるが逆転されて敗退する。


X7』編編集

「そこで盗み見するとはな。まさか、気づいていないと思っていたのか?『この世界のオリジナル』。」

アチモフが逮捕されたため、一味の臨時リーダーとなって組織を再編している傍らアチモフの救出の準備を進めている。

その一環として原作エックスの世界へと行き、レッドアラートの拠点からライドアーマーを強奪中にバウンティハンターを討伐に来たゼロとアクセルと接触。圧倒的な実力で追い込んでいくが加勢に来たエイリアの奇襲で撤退する。


『X4 新鉄人兵団』編編集

一味に入りたいカメリーオの元へ部下を引き連れて現れる。

リルルを捕らえたことで一味への参入を認めるが彼女を探しに来たバブルマンたちに対して入れかえロープで共に捕えていたパレットと中身を取り換える形で対処した。

その後、メカトピアの戦力に目を付けうまい形で自分たちのものにしようと策を練り始める。


性格編集

ゼロに対して良い印象を抱いていないがフォルテとは違い、積極的に戦おうとするわけではなく、組織やアチモフたちのことを優先するなど根はかなり真面目でオリジナルと似通ったところがある。

曲者揃いのイレギュラーたちが指示にある程度応じていることから『ゼロのコピー』としてではなく、『ブラックゼロと言う個人』として見られていることからそれなりの手腕もある。


但し、オリジナルと勘違いされることを極端に嫌っている(最新章では見間違えたギーメルたちに対してバスターを発砲し、「次間違えたら消す」と脅していた)。

そのためかショルダーアーマーの「Z」マークがアチモフを象徴する「A」に変更している。


武装編集

基本はゼロと同じだが、アチモフの手でロックマンと同じ「武器トレースシステム」が組み込まれたことで特殊武器が使える他、ワイリーがかつて研究していた「ダブルギアシステム」を内蔵している。


このため、覚醒状態を除けばカタログスペックはゼロより上だと考えられる。


  • 「ゼロバスター」

性能自体はゼロと共通。武器トレースシステムを組み込んでいることからエックスとロックマンのように特殊武器の攻撃、チャージが可能。


こちらもオリジナルとほぼ同性能。ただ、こちらのセイバーは『X2』時代から変化していないため、出力時代は初代並みだと思われる。


家族構成編集

アチモフが彼から得たデータを基に製作したレプリロイド1号。科学者タイプの女性型のため、共通しているのは金髪ぐらい。敵や他のレプリロイドに対しては冷酷だが家族に対してはかなり過保護で彼のことは「お兄様」と呼んでいる。

ベルカナの次に作られたレプリロイド2号。彼女とは違い、外見の共通点はないが戦闘タイプとして作られており、彼ほどではないがセイバーを使う他、バスターの光弾を変化球の如く扱うトリッキーな戦闘を得意としている。

ある程度信頼しているようで「兄貴」と呼んでいる。

恩人。葛藤があったときはぎこちなかったが吹っ切れた後は、彼の目の前ではないが「親父」と呼んでいる。


関連タグ編集

ゼロ(ロックマン)

ロックマンX

ブラックゼロ

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