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「ま、力抜いて戦いましょうや。

 スポーツな感じでね・・・ククッ」

「じゃあな!」


英名:Dynamo

CV:森久保祥太郎


概要

X5

ロックマンX5にて初登場した傭兵レプリロイド

シグマに加担し、スペースコロニー「ユーラシア」を占拠した実行犯。過去の経歴は一切が不明。

いい加減で浅薄な気分屋だが、時折核心を突いた発言が見受けられる。

根は悪い奴ではなさそうな雰囲気だが、大量虐殺と世界を滅ぼしかねないテロ行為を平然とやってのけた事実は見過ごせず、ある意味では最も恐ろしいイレギュラーであると言える。


ゲーム中では時折ハンターベースへの襲撃をしかけてきて二回戦うことになるのだが、その時の台詞がやたらと「本気では戦わない」というアピールが激しく(つまり「本気になればエックスゼロにも全く引けをとらない」とでも言いたげな雰囲気)、実際大して強いボスではない。倒しても幾分余裕を保ったままの様子で「じゃあな!」というボイスと共に立ち去っていく。

だが結局二回戦った後はその本気とやらを披露する場面も無いまま、シナリオから完全にご退場という有様で、作中人物から見てもプレイヤーから見ても「お前本当に何しに来たんだよ……」という微妙な印象しか残らないのであった……


なお、X5の落下するコロニー破壊作戦の成功判定を出す作業にダイナモとの戦いが一番効率がよかったりする。

X5のコロニー破壊には二種類あり、レーザー兵器である「エニグマ」と「シャトル特攻」が存在し、エニグマで失敗するとシャトル特攻になるが両方とも確率が関わる。この確率判定はステージクリア(とパーツ)が鍵となり、クリア時点で判定が決まる。しかもコロニー衝突まで制限時間がありステージクリア毎にカウントダウンする為悠長にできない。判定を出す為にステージクリアをリセット&ロードを繰り返すのは非常に効率が悪いのである。

その為、「エニグマ」での撃墜狙いでキメる場合は成功率が上がるとされるパーツを持つ「クレッセント・グリズリー」と「シャイニング・ホタルニクス」をそれぞれ一つクリアし、「セーブして判定→失敗したら再びロードして次のステージへ」をホタルニクスステージクリアまで繰り返し(かなり低いがこれでも撃墜成功できる可能性がある)、ボスを二体倒すとダイナモが出現するのでそこで最終判定選別を行う。ダイナモ戦はいきなり始まる特徴を利用して倒してもセーブせずに成功判定までリセットをしてダイナモとの戦いを繰り返すのである。…それでもX5のロードはもどかしいが。

X6

ロックマンX6では、ナイトメアソウルを吸収し自らの戦闘スペックを向上させることに成功。

エックスらの集めたナイトメアソウルをも奪おうと企んでいる。

条件を満たすと、緑色のナイトメアソウル(ソウル200個分)を1回の戦闘につき3回まで落とす。


ストーリー展開に直接絡む事はないので、今回は完全にサブキャラ。勿論、相変わらず本気で戦ってくれる様子も無い。一応、ゲーム的には前作よりは攻撃パターンが強化されているのでちょっとだけ手強くなっているのだが、今回もなんなんだアンタとしか言い様が無い微妙な存在感は変わらず。

そのくせ何回でも戦闘可能なので、結果として「ナイトメアソウルを集めてランクを上げるほど強化パーツの装備数が増える」というゲームシステムのために、ソウル稼ぎの踏み台としてプレイヤーから延々ボコられる宿命に。要はみたいなもん。

その後

いかにも意味ありげな立ち振る舞いとは裏腹に、以降の作品には全く音沙汰がなく

ロックマンX8ではユーラシア占拠がVAVAの犯行に置き換えられてしまい、存在自体が公式からほぼ抹消されてしまっている。(はっきりと公式の開発陣等からそう言われてるわけではなく、X5までの事件をひとまとめに語られただけなのかもしれないが…)

…が、実はストーリーを見てみるとイレギュラーハンター側が、ダイナモがユーラシア事件の関係者と認識したことは一度もない

彼がハンターと接触したときもユーラシア占拠の犯人であるとは一切話しておらず、ハンター側からしてみれば「世界存亡の危機に、空気を読まず妨害してきたタダの愉快犯」という認識しかされていなかった可能性もある。…それはそれでひどい話の気もするが。


Xシリーズに登場する敵側の人物では唯一、1度も破壊されずに生存し続けているキャラクターである(展開次第では生死不明のまま終わるドップラー博士と、明確に死亡した描写のないゲイトは除く)。

しかし、その代償と言わんばかりに、存在そのものをなかったことにされてしまったのは何の皮肉だろうか…。


  • ロックマンX アニバーサリーコレクション

本作のみのオリジナル要素「Xチャレンジ」の9-3(Vol.2)にてゲイトとのコンビで登場(Vol.1はアイリスダブル)。NORMALまでの難易度では最後に戦うコンビであり、何の接点も無いが異色な組み合わせ。ここのダイナモはX6仕様。存在までは無かったことにされていなかった。

ダイナモはゲイトやナイトメアホールよりも体が大きいために回避が難しく、また先にダイナモを倒してゲイトと1対1の展開になると、カーネルと同じように度々現われて妨害してくる。ダイナモの場合はエックスの位置と反対方向に移動し、アースゲイザーを放って消えていく。毎回ゲイトから離れて、かつダイナモのいる所まで移動する必要があるためカーネルの攻撃よりも避けるのが難しい。しかもゲイトはナイトメアホールを出してこない限りダメージを与えることが出来ないので、ゲイトの行動次第で何回も避け続けなければならないこともある。幸いダイナモ本体に当たり判定は無い。


正体に関する憶測

  • 外見や特徴が、どこかゼロと共通している。
  • エックスやゼロに匹敵する高い戦闘力を持つ。
  • ゼロと同じく、バスターとセイバー、アースゲイザーを使いこなす。
  • シグマウイルスをばら撒いても全く影響を受けない。
  • ゼロのDNAデータから造られたナイトメア・ソウルで、影響を受けないどころかパワーアップすらも出来る。
  • 登場した「X5」、「X6」のストーリーでは、裏でDr.ワイリーと思われる人物が暗躍している可能性がある。

以上の点から、共通点が多いゼロと同じく、実はワイリーによって造られたイレギュラーではないかという説が出ている。


足部分のカラーリング(黒・黄色のライン・先が白い)だけを見てみるとゼロの試作型と言えるロボットにそれなりに似ていたりする。

すでに数百年経過している未来であっても、彼ならばまだ稼働しててもおかしくなさそうなのが笑えないところであるが、肝心の性格が違い過ぎるのでこの可能性はまず無いと言える。

むしろ目を覆うバイザーを考慮するならば、キザっぽい雰囲気を持つ彼の方の未来の姿か、得物のサーベルまで含めれば未来からの失敗作に何かしらの改造を施されたとか言った方がまだそれっぽい?(ちょうどその未来というのが、このロックマンXの時間軸上の話だとすれば……しかし憶測の域はやはり出ない)。


もし、ワイリーによって造られたのが事実とすると、ダイナモは「ゼロの代替」としてワイリーの意を受けて活動する存在(ゼロの後継型)として新たに製造された可能性も否定出来ない。

特に『X5』に関しては、ワイリーがシグマと直接的に協力している事が示唆されている為、造ったのがワイリーならば、ヤバ過ぎる存在であるシグマに協力していたのも十分納得がいく。『X6』でも、ワイリーの意を受けていた可能性の高いレプリロイドが登場しており、ナイトメアソウルの回収に関しては自身のパワーアップのみならず、彼とも利害が一致していたと言える。

まあ、結局出番がなければ結論も出ないのだが、上記の数々の説得力のある根拠からも、少なくとも「ただの偶然」、「いい加減な憶測」で片付けられる様な事では無いだろう。


ファンからの扱い

その特徴的なビジュアルや実力で注目を集め、上記のような憶測を立てるファンや、同じくX5で初登場のエイリアと絡ませるイラストを描く人がいる一方で、その立ち振る舞いを嫌う人や作中での扱いに不満を持つ人も多い(現実主義者のドライな女性+楽観主義者で気分屋の兄ちゃん、と実際邂逅したら面白い反応を示しそうな組み合わせではある)。


彼の登場作自体に賛否が分かれやすいこともあって、否定派からは「単なる失敗作のライバルキャラ」とバッサリ切り捨てられることも多い。

一方で人気の高い専用BGMや、Xシリーズの敵では珍しい飄々とした性格など印象的な要素も多いため、「キャラ自体は面白いんだからもっとしっかり掘り下げてほしい」と再登場を希望する声も少なくない。

登場作自体への印象も含め、プレイヤーの好みがハッキリ出るキャラクターと言える。

ダイナモスポーツな感じで楽しもうじゃないかぁ!


使用技(X5)

Dブレード

ダイナモの愛用武器。

「喰らいな!」の掛け声と共に、エネルギーブレードをブーメランのように投げつけてくる。


Dブレードガード

「ハハッ!」と鼻で笑いながらDブレードを回転させ盾にし、攻撃を防ぐ。


つばめ返し

ジャンプで急速に接近し、頭上からエックスに斬りつけてくる。

攻撃範囲が広く、大ジャンプをしたら、すぐに反対側の方向に避けないとダメージを喰らう。

この技は、エックスとの戦闘時のみ使用してくる。

さらに、X6でも使ってくるが、相手がゼロの時でも使ってくる。


トリックショット

空中でバスターを2回発射。ゼロの高さで左右に分裂する。

この技は、ゼロとの戦闘時のみ使用してくる。


アースゲイザー

腕部を媒介に、エネルギーを流出。ビームの柱が凄まじい頻度で生まれる。ギガアタック系の技。

アースゲイザーは3連続で一発の攻撃。全体、左、右。あるいは、全体、右、左の順に放つ。

使用時の事前は「行くぜ!」、使用時には「ふっ!」「はっ!」「そこだっ!!」と発言する。

使用技(X6)

アースゲイザー改

アースゲイザーの改良版。

回数が1回に減ったが、攻撃範囲がかなり拡大している。


Dブレード改

Dブレードを高速回転させ、4つのDブレードをエックスに放ってくる。


Dブレード乱

Dブレード改のバージョンアップ版。

Dブレードがさらに4つ追加される以外は、Dブレード改と同じ。


Dブレード乱舞

Dブレード乱のバージョンアップ版。Lv.4の時に使用する。

8つのDブレードが再びエックスを捕捉する以外は、Dブレード乱と同じ。

弱点武器

エックス

X5:ウィングスパイラル

X6:メテオレインor円月輪の先端エフェクト部分(チャージ版アローレイでも弱点相当のダメージを与えることができる)


ゼロ

X5:疾風

X6:円水斬

ナイトメアソウル獲得方法

X6のダイナモは、ある事をすると、200ポイント分の緑のナイトメアソウルを落とす。

この欄ではその方法を解説する。


エックスの場合

弱点武器であるメテオレイン、またはシャドーアーマーの円月輪で攻撃し、怯んでいる時に追撃すると、ナイトメアソウルを落とす。


ゼロの場合

弱点武器である円水斬で攻撃し、怯んでいる時に追撃すると、ナイトメアソウルを落とす。

ただし一回の戦闘で落とすソウルは、一度に3つまで。


小話

  • 演じているのは森久保祥太郎氏。実は、当時のエックスと兼役である。

  • デザインのモチーフは西部劇に登場する騎兵隊。ダイナモの配色や身に着けているベルトがバックル付きであったり、 バスター起動時にはアームパーツの一部にリボルバーのシリンダー部の意匠が組まれている。


関連タグ

シグマ エイリア



上述のように、扱いが結果として散々な状態で忘却の彼方に葬り去られたと思われたが…

















ついに『ロックマンXDiVE』にてSランクキャラとして参戦することが発表。

実に20年という長い年月を経て奇跡の復活を果たすのであった。

彼は決して忘れられていたわけではなかったのだ…!


公式からの微妙な扱いもあり、割と参戦が絶望視されていた中でまさかの復活を遂げたことに驚嘆の声が挙がり、一時期日本のTwitterのトレンド入りまで果たした。


性能としては、バスターとセイバーでの攻撃を主体として戦うのがコンセプトのキャラクターとなっている。

さすがにアレとかコレほど猛威を振るうようなインフレキャラではないものの、(スキルに若干のクセはあれど)無難にそこそこまとまった性能に収まっている。


また、本人のパッシブスキルとダイヴカードの組み合わせしだいでは高耐久系キャラとしての運用が可能になっておりその事を知らない対戦相手の場合ダメージ勝負で勝つこともできる…が本当の意味で本気を出しあって戦うランクマッチでは3キャラを使用して共通の武器で戦うためダイナモ耐久戦法をすると他の2キャラが主に武器で足を引っ張られることも多いのでベストな編成にすることに苦労することになる。









しかも、後のアップデートにてストーリー18面にてある人物(ネタバレ注意)によりボスを務める

トリックショットに行動不能効果が付くなどそこそこな強さになっている。

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