ブレイブ(遊戯王5D's)
ぶれいぶ
CV:木村良平
チームラグナロクのメンバー。変幻自在のトリックスターと呼ばれているデュエリスト。
かつては一匹狼のトレジャーハンターだったが、財宝発掘の途中に出会った10人の戦災孤児の面倒を見ることになる。後にハラルド達と合流したことで、子供たちを不幸な境遇に陥れたのがイリアステルであると知り、強い憎しみとともに戦いに身を投じていく。
子供たちの面倒をみるのが好きな兄貴分という点ではクロウ・ホーガンと共通しており、後にデュエル中のある出来事を通し「似た者同士」として絆を深めた。
デュエルでは「頂戴するぜ!」が口癖で、ドラガンのカード等自分以外のカードのコントロールを文字通り頂戴した時はもちろん、ライフを削るときなどもライフを頂戴すると独特の言い回しをする。
Dホイールに立ち乗りするなど派手なパフォーマンスが特徴で、走行中のDホイールを180度後ろ向きにした状態で進行方向を変えず走り続けるなど、Dホイール自体の動きもハチャメチャである。
そんな奇抜さが目立つが、デュエルの腕も確かで、三極神の弱点である「破壊以外の方法で、墓地からの復活を封じる」ことをクロウが読んでくることを見越し、戻ってくることを前提に敢えて自分のカードで三極神をフィールドから離脱させることで最終的にフィールドに維持するなど、そのさらに先を読むプレイングで対策してみせた。
また、自身のロキに愛着は持ちつつも、神のカードを過度に特別視しておらず、無理に効果は使わず単なる大型アタッカーとして攻撃だけに専念させたり、必要とあらば自らの手で神を破壊する、「神をも手玉にとるプレイング」が特徴。ドラガンから引き継いだジャック戦では早々にトールを自滅させ、自己再生時のバーンで決着をつけている。
神のカード「極神皇ロキ」を切り札とし、極星霊と名の付いた魔法使い族モンスターを使用する。
ブレイブのエースモンスター。自身の攻撃時に相手の魔法・罠の発動を無効にし破壊する効果と、破壊されてもターン終了時に復活し、復活時に自分の墓地の罠カード一枚を手札に加える効果を持つ。
トールとオーディンに比べるとずいぶんと小さい。
OCGにおいては闇属性・魔法使い族となり、効果は自身の攻撃時ではなく、バトルフェイズに1度に変更された。これにより他のモンスターの攻撃時でも魔法・罠カードを防げるため、実質的に強化されている。
……のだが、同じパックにて登場した「真六武衆シエン」はバトルフェイズ以外も含めいつでも1ターンに1度は魔法・罠カードを無効にできるという、この効果の完全上位互換の効果を持っている。
加えて、他の2体と同様に復活は相手の効果による破壊限定となり、墓地から極星霊チューナーを除外する必要も出たため、全体的に弱体化している。
また、極星霊がアニメと全く別物の効果になった上にレベルが揃えにくく、OCGオリジナルで追加された極星霊には魔法使い族以外もいるので種族サポートも固めづらく、三極神の中で一番出すのが難しいのも追い打ちであり、実質的に一番酷い扱いとなってしまっている。
しかし、新規の極星モンスターの充実で、三極神のシンクロ召喚のハードルは下がり、他の神との難易度は差は解消されている。