声優は小野坂昌也。
概要
プロデュエリスト。ルーンの瞳を持つ一人。わぁたしのたぁああん!!
解説
チームラグナロクのリーダー。
極神聖帝オーディンを切り札とし、他の2人と異なり使用する極星モンスターの名前や種族はバラバラとなっている。
代々三極神の伝承と「極神聖帝オーディン」のカードを受け継いでいる一族の出身で、少年の頃に執事のセバスチャンから世界が破滅するという伝承と、自分がその脅威と戦う運命だと知らされる。そしてデュエル巡礼の旅で自分を磨き、世界の有り様を身をもって知る事でオーディンの継承者として認められた。
その後は空軍で大佐となり軍事力というリアルファイトで世界を護っていたが、まるで意味がわからんぞ!な理由で辞職し、他の「星界の三極神」の使い手「ルーンの瞳」を持つ者探す旅に出る。
そしてドラガン、ブレイブを仲間に加えイリアステルを倒すべくWRGPに参加する。
遊星達とは同じ目的と理解しながらも、赤き龍を信頼できるか疑っていたために共闘を拒否。
迎えた準決勝、ブレイブとクロウの相打ちから2体の神を引き継いだ圧倒的に有利な状況からのスタートとなる。
対する遊星も先攻1ターン目でトールとロキをロックコンボで封じて見せるが、返しのターンでオーディンを降臨させあっさりと打ち破った。
そのまま3体の神で圧倒し、赤き龍の化身セイヴァードラゴンの力をも退け、「ギャラルホルン」による勝利へのカウントダウンを成立させ、遊星を完封し勝利を収めた。
……はずだった。
そのまま何もしなくても勝利が確定する最終ターン、遊星の実力は侮れないと考えたハラルドは「極星邪狼フェンリル」「極星邪龍ヨルムンガンド」によるコンボで追い打ちをかけ、より確実に完封しようと目論む。
しかし、そうして遊星のフィールドにモンスターを2体贈ってしまったことで、遊星の手札で腐っていたカードの発動コストが成立。ギャラルホルンの適用前に三極神の攻撃力を0にされるコンボにより、自滅としか言いようのない逆転負けとなった。
この敗北により赤き龍を味方と認め、チームニューワールド戦を遊星に託し、続くアーククレイドルの出現でも「虹の橋ビフレスト」でアシストした。
デュエル内容だけ見れば終始圧倒していた気はするのだが、肝心なところで余計な自滅をしてしまうポンコツとあっては、遊星に託したのも妥当かもしれない。
フィンブルの冬
北欧神話に伝わる最終戦争ラグナロクの予兆、原典でも同様の意味である。ハラルド達が阻止しようとしている目的であるもので、チーム・ラグナロクはアーク・クレイドルとチーム・ニューワールドがフィンブルの冬に深く関わっていると推測していたが、実際にその推測は当たっていた。
極神聖帝オーディン
ハラルドのエースモンスター。他二人の神が「極神皇」に対し原典のオーディンが「最高神」であるためか「極神聖帝」との呼び名になっている。
自分のターンの間、自分の全ての神属性モンスターはあらゆる相手のカード効果を受けなくなるという強力な効果を持つ。これが適用されている限りロキの効果って必要ないのでは?と思ってはいけない。
また、破壊されたターン終了時に復活し、復活時にデッキからカードを一枚ドローする効果を持つ。
OCGにおいては光属性・天使族となり、その効果も守れるのはオーディン自身のみ、しかも魔法罠からしか守れずモンスター効果は受けるという、とてつもない弱体化を受けた。さらに、同じパックに三極神1体に1ターン同じ効果を付与する速攻魔法「最後の進軍」、そして攻撃力こそ下がるがあらゆるモンスターに使用できる「禁じられた聖槍」が収録されており、最高神の効果なのにまるでありがたみがない。
また、専用チューナーである「極星天ヴァルキリア」の効果がとてつもなく厳しい条件と極星デッキに相性の悪いコストに大幅弱体化しており、アニメの再現ができないのはもちろん、出すこと自体が非常に難しくなっている。
後に「極星天ヴァナディース」の登場で大幅に改善されたが、こちらはこちらでチームラグナロクが多用したトークンを使用できない。
ギャラルホルン
ハラルドの必殺カード。
墓地から発動する特殊な罠カードであり、発動時には極神を守る効果、そして発動後3度目の自分ターン終了時に全ての自分のモンスターを除外し、その総攻撃力分のダメージを相手に与える効果を持つ。
倒されてもターン終了時には復活する三極神とこのカードにより3ターン後には3300+3500+4000=10800ダメージという、決まれば勝ち確定のカウントダウンにより心理的にも相手を追い込む強力なカード。
しかし、アニメではこの処理が「フィールドを離れる前の時点での攻撃力の合計」であり、また3ターン経過すると強制的に自分フィールドは全て除外されてしまうため、攻撃力を0にされ無意味に三極神を全て除外するという自滅を強いられることとなってしまった。
よほどショックだったのか、驚きすぎて顔芸をかましている。
早い段階でゲームオリジナルとしては各種ゲームに実装されているのだが、OCG化はしていない。
幸い、OCGルールでの処理は「除外した後=カード記載のもともとの攻撃力」で計算されるため、遊星の逆転コンボは成立せず勝利可能となるはずである。
デュエルリンクスではバーンの後に除外をするテキストになっている。