『カーズ2』のスピンオフ映画であり、『プレーンズ』三部作の1作目。
ストーリー
アメリカ合衆国の小さな町に暮らす農薬散布機のダスティーには、いつか飛行機レースに参加するという夢があった。しかしその夢を叶えるには、2つの問題があった。1つは、ダスティーがレース向けの飛行機ではない事。もう1つは、彼自身が高所恐怖症である事だった。それでもダスティーはベテラン航空機スキッパーの力を借りながら、自らの夢を叶えるべく、勇気を持って大空へと挑む。
登場人物
ダスティ・クロップホッパー(Dusty Crophopper)
レーサー飛行機に憧れる農薬散布用飛行機。モデルはエア・トラクター AT-502。ゼッケン7番。高所恐怖症。
スキッパー・レイリー(Skipper Riley)
片田舎で隠居をしていたF4Uコルセア。かつて海軍の飛行隊ジョリー・レンチ(モデルはジョリーロジャーズ)で輝かしい戦歴を残したと噂される伝説の飛行教官。
スパーキー(Sparky)
スキッパーの相棒のフォークリフト。スキッパーが現役時代から整備士として付き合いがあり、退役後も世話をしている。
チャグ(Chug)
ダスティの親友である燃料トラック。レーサーの夢を笑わない唯一の理解者で、ダスティの練習も本を片手に手伝っていた。
ドッティ(Dottie)
ダスティの整備をしているフォークリフト。
レッドボトム(Leadbottom)
ダスティと共に日々肥料散布をしている複葉機。
リップスリンガー(Ripslinger)
4連覇を狙っている世界最強チャンピオン。別名「緑の竜巻」。ゼッケン13番。二重反転プロペラを持つ。農薬散布機であるダスティが人気者になることに嫉妬する。
ネッド(Ned)、ゼッド(Zed)
リップスリンガーの取り巻きである双子のレーサー。別名「ツィンターボ」。前部が緑の方がネッド。白い方がゼッド。
エル・チュパカブラ(El Chupacabra)
メキシコ出身で屋内レースチャンピオン。ゼッケン5番。モデルはジービー モデルR。覆面レスラー
サクラ(Rochelle)
エル・チュパカブラに一目惚れされるゼッケン22番の女性双発機。一見おしとやかだが実は超絶技巧派。日本出身となっているが、これは『プレーンズ』日本版のみの設定であり、アメリカ版ではカナダ出身の「Rochelle」となる等、同じキャラクターが上映国に合わせて名前、国籍、塗装を変えて登場している。
イシャーニ(Ishani)
ゼッケン6番の女性カナード機でインド出身のアジアチャンピオン。モデルはBerkut 360やAeroCad エアロカナード、及び震電。紹介動画はまんまボリウッドムービー。
ブルドッグ(Bulldog)
イギリス出身のベテランレーサー。ゼッケン11番。モデルはデ・ハビランド DH.88 コメット。
ブラボー(Bravo)、エコー(Echo)
ジョリー・レンチ隊所属の戦闘機。モデルはF/A-18。
ローパー(Roper)
繰り上げ予選通過したダスティに文書を渡しに来たレース競技委員のフォークリフト。
フランツ・フリーゲンホーセン(Franz Fliegenhosen)
自動車から飛行機に変形できるエアロカー。
続編
3部作の予定で、第2作『プレーンズ ファイアー&レスキュー』が日本では2014年7月19日に公開予定。
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/planes2?ex_cmp=PLANES2_movAD_offitop
余談
スキッパーとスパーキーは元々メーターの世界つくり話飛行機メーターのキャラクターであり、メーターがエンディング前のシーンにて「ねえ、今度は飛行機の映画を作ればいいのに」とメーターだけにメタ発言している。
4分53秒から
元々はこのジョークが制作のきっかけになったのかもしれないが、真相は不明。