概要
ヘルズエンジェルは種族“魔人”の悪魔であり、稀少敵である魔人の種類が増えた「真・女神転生Ⅱ」が初出作品である。
姿は黒いライダースーツに身を包み、赤いマフラーをなびかせたドクロのライダーで、炎の車輪を持つアメリカンバイクに乗っている。ドット絵と原画ではノーヘルであったが3Dモデル導入後はヘルメットをかぶるスタイルになった。
「自身も含めた全てのものへ向けた怒り、憎悪」から生まれた「地獄の天使」の名を冠するバイカー姿の死神で、モチーフはアメリカに実在するバイカー集団「ヘルズ・エンジェルス」。デザインはアメコミ「ゴーストライダー」の影響も大きい。
実在の集団がモデルであることから海外版では「ヘル・バイカー」に名が変更になっている。(同様の例としてヒロモト森一作のアニメ映画が「HELLS」に変更されている。)
「真・女神転生Ⅱ」ではレベルは35と前作の魔人より低いが、力の値が36速さの値が40と高く、先制からのテンタラフ-、でんげきで状態異常を引き起こし、ムドで一撃死、アカシャアーツ、たいあたりで全体物理攻撃のスキルを持つ。
「真・女神転生Ⅲ NOCTURNEマニアクス」では人修羅とメノラーを巡って交戦する魔人の一体として登場。 人修羅を「スピードの向こう側」に連行しようと襲い掛かってくる。
「ソウルハッカーズ2」では種族“怪異”の悪魔として登場。
「ペルソナ3」「ペルソナ4」「ペルソナ5」にもアルカナ刑死者のペルソナとして登場する。
ペルソナシリーズのアンソロジーでは、ペルソナ使いにバイカーキャラがいることからネタとして絡むことがある。