骨を斬らせて、心を断つ。
カードとしての能力
ヘル・スラッシュ |
UC 闇文明 コスト8 |
呪文 |
相手の山札を見る。その中から3枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は自分自身の山札をシャッフルする。 |
概要
DM-06「闘魂編 第1弾」にて登場した呪文。
相手の山札を見て、その中から好きなカードを3枚墓地へ送ってしまうという、恐るべき山札破壊を持った呪文。
数ある呪文の中でも屈指の凶悪な性能を持ち、ライブラリアウトデッキで数多くのプレイヤーに使用されてきた、ある意味、ライブラリアウトを狙うことが出来るカードの元祖とも言える。
デメリットはコスト8という重さ。しかし、闘魂編~極神編では、後の環境と比べると低速の環境であったこともあり、除去カードやハンデスカードを使いこなしてコントロールすることで十分に撃てる機会が存在していた。
それに加えて、山札確認も可能であったことから、ピンポイントにカードを墓地へ置きながら、相手のデッキ構成を把握することが出来るという、恐るべき能力を持っていた。
山札破壊デッキに限らず、様々なコントロールデッキでも、相手の切り札を墓地へ置かせるという点で採用されることが多く、相手のデッキ次第では事実上のエンドカードとして機能することがあった。
しかし、相手にとっては反撃手段を奪われた上でゲームを続けるという点や、前述したように山札確認も可能であることから、それに関連して遅延行為などのトラブルも発生していたこともあり、いろいろと問題点が多かったカードでもあった。
そのため、2005年に殿堂入りし、最終的には、相手の山札を見て、好きなカードを墓地へ置かせる能力を持ったロスト・チャージャーやフューチャー・スラッシュと共に、2007年1月にプレミアム殿堂になった。
関連タグ
フューチャー・スラッシュ:このカードの調整版…なのだが、後にプレミアム殿堂になった。