指揮官、私に声をかけて、私に心の声を聞かせて、私の焦燥を――私のそばにまだ分からないことがある事実を全部かき消して――
プロフィール
概要
艦船擬人化ゲーム「アズールレーン」の登場キャラクター。
2021年5月末から開催された「照らす螺旋の鏡海」で顔出しをした。
そして翌6月に正式に実装された。
性能・スキル
通常のヘレナがサポート中心であったのに対して、こちらは単体での継続戦闘能力が高い。その総合能力は全軽巡のトップ争いに入るほど高い。
所持スキル一覧
- 「イーグルウィング・オブ・トーチ」
20秒毎、ユニオン兵装装備で15秒前に敵に5秒間ダメージアップ10%のデバフを与える弾幕を出す。元のヘレナのデバフスキルと比べるとデバフ効果は劣るのでもっぱらダメージディーラースキル。
- 「スキャナー・ハッキング」
METAヘレナの要。15秒毎100%で自機正面キャラ3人分手前にレーダー画面のようなフィールドを発生させ、その範囲内に居た敵を一秒後に3秒間即座に完全停止させる。これは空母の流星拳や近接魚雷ととても相性がよく、手動操作時にタイミングを見極めれば動いている敵に確実にこれらの戦術を叩き込めるようになる。スキル発動一秒前ぐらいから航空攻撃を始めれば流星ならば3隊は効果時間中に命中できる。「イーグルウィング・オブ・トーチ」はデバフとしては劣ると書いたが、15秒毎ならばこちらのスキルと同時に発動するため主力攻撃と連携できるためとても有用。
- 「インフォメーション・アディクション」
通常は対軽装相手に15%の与ダメージアップであるが、ヘレナを同伴させるかどうかで効果が変わり、いる場合は最大18%もの被ダメージカットに変わる。
- 「炬火の力-ヘレナ」
飛龍(META)と同様、戦闘時間が肝となるスキルが大半であるため、これらの把握が運用時に重要となってくる。
容姿
ヘレナとほぼそっくりであるが、全体的に彩度が低い。服は白黒に、肌は白っぽく、髪も暗い色になっている。また、目が赤黒くなっている。
オリジナルと比較すると、多少胸が大きいようにも見える。
清純派な見た目のオリジナルと異なり、妖艶で不敵な影のある表情をしているのも特徴。
艤装の形状もオリジナルのいかなるものとも異なり、こちらも全体的に青みがかった鉛色をしている。
性格
飄々として掴み所がない性格。基本的に攻撃性が高かった今までの連中と違って特別敵意などは見られず、一方で指揮官やオリジナルのヘレナのことをかなり気にかけている。ただコードGや高雄METAなどのこともあって、アズールレーン、特にユニオン側からは強く警戒されていた。
行動目的は不明とされているが、他のMETAと異なる可能性が残されている。少なくとも余燼とは行動を共にしていない。またセイレーンのいかなる勢力とも手を組んではおらず、ウルトラマントレギアのような「悪質な存在」というわけでもなさそう。とりあえず今のところ敵対はしていない。
ボイスを聞いてみるとわかるかもしれないがメンヘラ気質であり、オリジナルのヘレナが持っていた影の側面が強調されたような性格でもある。そういった面でも、正統派な闇堕ちと考えていいだろう。
ただMETA艦船は言わば「心の拠り所も何もかも全て滅んだ世界からはじき出されてきた存在」であり、誰しもこのような心の闇を抱えている。ただ、余燼などのように強い目的を持って戦い続けているか、指揮官という新しい心の拠り所を早く見つけたかの違いだろう。
オリジナルのヘレナと同じくレーダー技術による探査・ハッキング技術に秀でている…というか別の空間からアビータの操るシステムにハッキングを仕掛けて一部を改変してしまうような真似までこなすほどで、イベントストーリーでは「やばいと思ったら外からヘレナMETAが何とかしてくれた」という展開がちょくちょく起こるドラえもん状態になっている。
関連イラスト
夢の対決。なおクリーブランドが巻き添えに。