皇帝の座に相応しいものにのみ、陽剣は輝く。
やはり、美しく、恐ろしい
人物
ヴォラキア帝国の宰相。老齢の男性。
結婚はしていない。
外伝小説では文官にもかかわらず九神将の評定に参加をしており、そこでのちの玖となるマデリンを推薦している。
評定での九神将の集まりが悪いと九神将制度を復活させなければよかったなどと愚痴をこぼしている。
必要にヴィンセントに皇帝の証である陽剣を出すように要求している。
裏の顔(ネタバレ注意)
「最優紀行」で反乱を起こし、ユリウスとの戦闘ののちに死亡した九神将の玖であったバルロイが黒幕ではなく。
宰相が真の黒幕であったのだった。
それに気づいたヴィンセントから怪しまれて陽剣を向けられているが証拠がなく咎めなしとされている。
彼は元々、選帝の儀ではラミア・ゴドウィンの軍師として参加をしていたがヴィンセントが宰相として起用。
何故、許されて起用されたのかはハッキリとしてない。
7章ではチシャとともに反乱を起こして帝都からヴィンセントを追い出した。
反乱を起こした理由は後継ぎをつくらない、結婚をしないことらしく、これを人質のレムに明かし、また内心で彼女を皇紀候補として考えるなどしているが何故彼女に明かしたのかは不明。
ヴィンセントが結婚しないのは血が繋がった者同士の争いを避けられなかったこと、帝国内がまだ平穏にすることができてないことが推測ができる。
子供がいないから反乱を起こしたという理由は本当なのかは怪しいのでこれからの動向と真実に注目したい。