ベンジャミン・ロックウッド
べんじゃみんろっくうっど
ロックウッド財団の創設者で、旧ジュラシックパーク創設者ジョン・ハモンドの旧友。
フィランソロピストであり、カリフォルニア州にある「ロックウッド・エステート」という広大な邸宅に実験室を建設しハモンドがインジェン社を設立した時に資金などで協力し、仕事のパートナーになった。1984年に自身の邸宅地下で行われた最初の恐竜のDNA摘出にも立ち会っている。
しかし恐竜復活の研究中に娘を失い、深い悲しみに襲われ恐竜のクローニング技術を応用してメイジーを蘇らせようとしたものの、ハモンドから危険と見なされ研究から追放された。
現在は高齢で健康状態があまり良くなく、車椅子に乗っており、ハモンドと同じ蚊が入った琥珀付きの杖を持っている。
その後、クローン技術を使って娘を蘇らせることに成功するも、ジュラシックワールド崩壊のニュースを見て、自身の過ちを自覚。イスラ・ヌブラル島に火山活動が迫っていることを知ると、クレアの恐竜保護グループ「DPG」の火山噴火から恐竜を救おうという主張に賛同し、恐竜救出作戦を計画した。
しかし、自身の片腕であったイーライ・ミルズの裏切りと恐竜を金儲けの手段にしようとしている悪事を知らされ、半信半疑だったものの真実を突き止め、彼に自首するよう説得するも、「ハモンドは正しかった」としてミルズの手によって生命維持装置を外され殺されてしまった。
続編のネタバレ注意!!
メイジー出生の秘密
メイジーは確かに娘のシャーロット・ロックウッドのクローンであるが創られた経緯は真逆であった。
シャーロットはジュラシックパークの研究に携わっていた優秀な研究者であったが生まれつき遺伝子疾患を抱えていた。しかしどうしても子供が欲しかったため自分の意思でクローンのメイジーを作った。亡くなったのはメイジー出生後で病死したためベンジャミンが話していたのは全くの嘘であったのだ。
なぜ嘘をついてまで出生の秘密を隠したかったのかは最後まで明言されなかったもののシャーロットはメイジーが自分と同じ遺伝子疾患を受け継いでしまったもののメイジーの中に秘められた特異な遺伝子によって病気に打ち勝つという信じられない結果を出し、これを利用してシャーロットは遺伝子治療に役立てようとしてたためもしかすると娘の研究成果が外部に漏れ、悪用されるのを防ぐために隠していたのではないかと推測される。