概要
日本全土に分布し、樹高30m近くまで育つ。初夏に大型の白い花を咲かせる。ホオノキの花は雄しべと雌しべが集まって円錐状に配置し、モクレン科植物の中でも特に祖先的な形態を残している。
葉は長さ20~50センチ、幅10~25センチほどと大きく厚手で芳香があり、朴葉寿司、朴葉餅など食材を包むのに利用されてきた。味噌を載せて焼き、朴葉の香りを味噌に移す朴葉味噌もよく知られている。
木材は比重が軽く、肌理が細かく、加工しやすく、下駄、寄木細工、刃物の鞘などに利用される。
関連タグ
カシワ...ホオノキと同じく大きな葉を食べ物を包むのによく利用する。