概要
MHF-ZZで実装されたモンスター。別名は爆霧竜(ばくむりゅう)。既存モンスターの辿異種や極み個体といった派生個体を除けば、MHF史上最後の追加モンスターである。
近年の調査により白湖などでの生息が確認された大型モンスター。飛竜種に分類されるが、翼と呼べるような器官を全くもたない。一見すると飛竜種らしさに欠けるが、モーションのベースはいわゆるティガ骨格であり、多種の飛竜との類縁性を感じさせる。
爆霧竜の名の所以はその巨躯を取り巻く青白い霧状の爆発性ガスであり、これは腕や尾から伸びる管状の器官から分泌されたものである。腕部の特徴的な突起は火打石の役割を有し、戦闘の際はこれを用いてガスに引火させ、自身の周囲をハンターもろとも大爆発に巻き込む。
だが最も特筆すべき特徴は戦闘中に腕が異常発達することにある。ある程度ボガバドルムがダメージを負うと、腕部が突如肥大化し、腕部の3本の管が6本に倍増するなど、外見が急速に変化する。さらに攻撃が全体的に強化され、より大規模かつ高威力のガス爆発を引き起こすようになる。この変貌ぶりは辿異種に例えられ、厳密には辿異種の定義からは外れるものの、のちに正式に辿異種に分類されることとなった。このような扱いを受けたモンスターは後にも先にもボガバドルムのみである。
極み個体
2018年12月26日配信の無双襲撃戦~爆煙覚醒編~にて、極み個体にあたる「極み襲うボガバドルム」が登場した。通常個体にあった辿異化のギミックはオミットされている。
モーション自体に極端な変化は無いが、ガスが爆発後も滞留し、時間をおいて再度爆発するという二段構えになっている。また攻撃力が激増しており、基本的に被弾=乙と考えてよいほどの火力を誇る。一方で動作は大振りで対処しやすく、他の異常な極み個体に比べればまだ戦いやすいとの評価を受けることも多い。