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概要編集

フリオニール達と同じフィン王国の出身だが、パラメキア帝国が侵略を開始したのに乗じて祖国をあっさりと裏切った。フィンにいた頃は伯爵の地位に就いていた。

寝返ってからはヨーゼフの娘ネリーや鉱山で働く男達を人質に取って反乱軍の動きを一部麻痺させるなどそれなりに貢献していたものの、普段の態度が横暴だったり味方の帝国兵からは概ね「無能」と評されるなど、貴族の負のイメージをそのまま体現したかのような人物でもある。

その悪名は反乱軍にも広く知られており、後述の新シナリオでも彼と対面したスコットが「帝国に魂を売った裏切り者」と怒りを露わにしている。


それからしばらくして、今までの暴挙や無能ぶりが祟ったのか破滅一歩手前にまで追い詰められたらしく(※)、雪原の洞窟を抜けようとする一行の前に現れて道連れにしようと襲いかかってくるも返り討ちにされる。

しかし、あらかじめ仕掛けていた大岩の罠を死に際に発動させた事でヨーゼフが命を落としてしまった。


後にラストダンジョンでもゾンビ化して再登場する(後述)が、特に会話イベントが発生する事もなく成長したプレイヤーによって手早く倒される運命にある。


GBA版以降のリメイクで追加された新シナリオ「Soul of Re·birth」にも登場。本編で死亡した他の人物達と同様に死後の世界であるラキアへと迷い込んでいたが、他の死者達が生前と変わらない姿で登場する中、何故かボーゲンだけはゾンビとして登場している(本人曰く不老不死の肉体を手に入れたらしい)。

因縁の相手でもあるヨーゼフに出くわし、死者は何度殺しても蘇る事を利用して永久に痛め付けようとしていたが、そこへ駆け付けたミンウ達の加勢によって撃退された。

その後はラキアのどこかで復活していると思われるが、同シナリオ中で彼に再会する事は二度とない。


※リメイク版ではこの辺りのセリフに変更が加えられ、フリオニール達の活躍によって生じた自身の失態によって皇帝に見限られる事を悟り、このまま帝国に帰れば死刑は確実になる事が語られている。


戦闘能力編集

ストーリー本編では雪原の洞窟でボスとして登場。

「ハイポーション」と「かいふく3」で自分のHPを回復するものの、特筆するような強さは持っていないので、よほどパーティーの育成を怠っていない限り難なく倒せる。


パンデモニウムではゾンビボーゲンとして再登場。源氏の小手が入っている宝箱を調べると強制戦闘になる。

ラストダンジョンで出現する敵というだけあって「フレアー16」を使用してくるなど生前よりも手強くなっているが、同ダンジョン内に出現する敵の中ではまだ弱い方。


前述の通り、リメイク版では「Soul of Re·birth」でもゾンビボーゲンとして登場するが、フレアーを使わなくなっているなど本編よりも弱体化しているので倒すのは容易。


関連タグ編集

ファイナルファンタジー2

皇帝(FF2)

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