レイラ(FF2)
れいら
元々はパルム近郊の海峡で旅人を騙して追いはぎを行う反乱軍にも帝国側にも属さないただの海賊であったが、竜騎士を探すためにディストへ向かうために船を求めてパルムを訪れたフリオニールを騙して襲撃するも返り討ちにされてしまい、その時に騙したフリオニールから誘いを受け、その懐の広さに感銘を受け反乱軍に協力する事になる。
元海賊の統領なだけあって一時的とはいえ反乱軍を短期間でまとめ上げるなどの手腕を持っており、これに連なる形でヒルダの信頼も得るなど姐御肌な気質の持ち主。また、困っている人を放っておけないお節介屋な一面もあり、偽ヒルダに応じるフリオニールを案じて彼を偽ヒルダ=ラミアクイーンの魔手から救い出した。
フィン城奪還の際は一先陣を切って城に突入していたりなどの活躍をするが、帝国に対抗する為に“アルテマの本”が封印されているというミシディアの塔へ向かう途中、塔を護るリバイアサンに船が飲み込まれた際に一時行方不明になるが、その後無事にフィン城にて再会を果たした。
ちなみにEDでのセリフから如何やらフリオニールに想いを寄せていることが窺える(それ以前からも彼に惚れている事を匂わせる描写が点在する)が、その後2人の仲がどうなったのか不明。
彼を巡ってマリアとの熾烈な女の争いが待っているのは想像に難くないが、その恋の戦いがどのような結末を迎えるかは未だ語られていない。
本編において短期間のみパーティーに加入するゲストメンバーの一人。
加入時点でサンダーを習得済み(熟練度はFC〜PS版が2、GBA版以降が4)、頭装備の金の髪飾りが非常に有用と、中盤に仲間になるキャラクターなだけあってそこそこの強さを持つ。
身軽な女海賊をイメージしてか、初期武器は短剣系武器の「ダガー」となっている。また、利き腕が左という作中メンバーの中でも非常に珍しい特徴がある。
加入期間が短い上に永久離脱もするので、育て方は完全にプレイヤーのお好みとなる。
そんな彼女もリメイク版では「ダンシングダガー」という専用武器が存在し、その性能も力+30と素早さ+50という、他の専用武器の例に漏れず破格の性能となっている。
他の武器も装備させて二刀流にすれば、男衆にも引けを取らない火力を振り回せるようにもなる。