概要
同じ任天堂発のゲームである『メトロイド』では、敵キャラクターにクリーチャーという呼称を用いるが、
このポケットクリーチャーは、たとえ『メトロイド』の主人公サムスの敵として立ちはだかったとしても、まるで違和感を覚えないような見た目をしていることが多い。
元ネタのポケモンよりも、かなり強力かつ凶暴に見えるため勝てる気がしないなどのタグがつけられることもしばしば。
実はポケモンのクリーチャー化は既に電撃ピカチュウがゴーストでやらかしている。
また、ハリウッドで製作された実写版『名探偵ピカチュウ』にも、リアリティあるデザインへと生まれ変わったポケモンが多数登場するが、実際にポケットクリーチャー関連のイラストを投稿したこともあるイラストレーターがポケモンのデザインを行ったことが判明している。
ただし、ちゃんとゲームフリーク側からの監修が入った上でのリデザインであり、確かにリアルで生物的な外見になってはいるが、一方で原作のイメージを損なわないよう配慮されたデザインになっており、創作物に見られるようなグロテスクさは殆ど感じられない。
発表された当初は難色を示すファンも多かったものの、こうしたことが功を奏し、実際に映画を観たファンからは「本当に“ポケモン”という生物が存在しているかのようだった」とそのリアリティを称賛する声が多く聞かれた。
結果「リアルポケモン」関連の創作活動は勢いを増し、「ポケットクリーチャー」は逆に「現実離れしたグロテスクさや化け物感」を強調したイラストという意味合いを強くするようになった。