「子宮膣部」ともいう。
概説
子宮頚部の周辺で、子宮頚部から膣側に張り出している箇所を指す。
女性の性感帯の一つとされ、開発することにより強い性的快感を得ることができる。
Gスポットに倣って「Pスポット」とも呼ばれる。
ポルチオの快感はGスポットのそれより体感時間が長いとされ、さらに男性器で刺激することに適した位置にあるため、いわゆる「膣内イキ」に達しやすいというメリットもある。慣れると連続絶頂も可能になるといわれる。
また強い多幸感をもたらすとされ、得られる幸福感はクリトリスやGスポットよりも高く、しかも女性特有の性感帯であるため、男性では得られない特別な絶頂感を伴う人も多い。
ただしGスポットよりも奥まった位置にある上に、快感を得られる位置にはGスポット以上に個人差が大きく、快感を得られるまでには慣れ必要なので、いわゆる「開発」が必要になる。
開発する際は、個人差は有れどとにかくじっくり回数を重ねて慣れていくことが重要であり、クリトリスやGスポットのように分かりやすい反応はすぐには返ってこない。
一方で体外からのツボ押しでの開発が可能で、クリトリス刺激を得ながらへそ下10cmほどの子宮頚部の裏辺りを揺さぶりながら押してやることで、膣への挿入なしにポルチオ性感を得られるようなるという。
※子宮口は「ポルチオ」ではありません。
ポルチオの正確な位置は子宮口の周辺一帯であって、子宮口そのものや無暗に膣奥部を突き続ければいいというものではない。
この誤解は、いわゆるR-18関連創作による誤解の流布もさることながら、そもそも性教育の時点で女性器の正しい位置関係や形状を履修できない日本の性教育基準の問題も一助している。