概要
機動救急警察ハイパーレスキューが所有する特務可変ウォーカービークルドライブヘッド02MKⅢ『マスターバックドラフト』と、サポートビークル『ブレイブジェットファイター』がシンクロ合体した形態。
形状はバックドラフト版『サイクロンインターセプタージェットストライカー』。ウイングは前進翼ではないが、ブリッツジェットファイター程の速度まで必要としないことと、高い推力によるパワーと安定性を重視したことからの仕様である。
MK-Ⅲ計画での改修点を考える際、ゴウの「バックドラフトを飛ばす」という突飛な提案で実現した合体で、超出力の水流を放つウォーターガンによる空からの消火活動を行える。
サイクロンのジェットストライカーと比べバーニアの数は減ったが、1基あたりの出力がなんと60tにまで向上。本来のパワーも相まって、倒れ掛かる富河城を支える出力を発揮。他にも何倍もの広さの建物を掴み飛行可能な安定性も兼ね備えている。
なお、ジェットストライカー同様に本部から直接合体し現場へ急行できる。
初陣ではテラのステルス戦闘機に対抗し合体、ウォーターガンで機体を無力化し撃墜したものの、当人には逃走された。
6話では富河城の傾きを抑えるべく上方を支えていたが、切れたワイヤーに弾かれる。7話でも高い鎮火能力で瞬時に火の手を消し止めた。
映画でも活躍し、アルティメットハイパーウォーターマグナムで超巨大テラの進行を一時的に食い止め、ゴウの特攻に繋いだ。
装備
散布式放水銃
ハンドガン型の放水銃。
後部にタンクを装備し、装填状態にしてから発射。上空から散布したり、地面に撃ち込めば周囲に伝播させられる。
ウォーターガン
ブレイブジェットファイター備え付けの、長身放水銃。
マスターバックドラフト本体には(恐らく今まで引き継いできたウォーターマグナムも含め)消火用武装が無いため、消火には欠かせない。
バーニアにより空から安定した姿勢で放水でき、出力も高く周囲の火を消し飛ばす。
ハイパーウォーターマグナム
散布式放水銃とウォーターガンを連結した形態。かつてのウォーターマグナムのマスターバックドラフト版といったところか。
ウォーターガンの出力を大幅に引き上げ、圧倒的な鎮火能力を発揮する。
アルティメットハイパーウォーターマグナム
ハイパーウォーターマグナムに脚部のブースター2基を接続した、超強力な高水圧弾丸を放つ最後の切り札。
2体のホープに支えられて発射し、超巨大テラの進行を止めた。