マスブレード
ますぶれーど
(´鍋`)<「柱です…」
(´鍋`)<「それで殴る的な…」
(;´号`)<「コレをアーマード・コアに載せようと思ったのは何でですか?」
(´鍋`)<「ちょっと、質問の意味が分からない…」
(´鍋`)<「載せちゃ駄目なのかなぁ?」
アーマード・コア(AC)に搭載可能な武装「オーバードウェポン」のひとつで、公式では最後に公開されたものである。
本来のACの規格を無視した兵装であり、装備、運用には様々なデメリットが発生する。
中でもこのマスブレードは極めて異質な兵器で、一言で言えば「ブースターの付いた柱」である。
ところどころ鉄骨が飛び出したコンクリート製の柱にブースターを括り付け、打突部分に回転する半球形の棘付きハンマーが備わっている。
もはや、ブレードというよりはハンマーといった意匠の豪快な武器である。「MASS BLADE=刃を束ねたもの(もしくは『質量の刃』)」とはよく言ったものだ…
攻撃方法は至ってシンプルで、ブースターの推進力をもってこの柱で豪快に敵機を殴るという代物。
全オーバードウェポン中最大の攻撃力と圧倒的な突進力を兼ね備えており、これを振るわれれば、どんな堅牢なACであろうとも一撃で破壊されてしまう。
それどころか、当たりさえすればエクストラミッションの大型兵器もいくつかはこれの一撃で沈む程である。
更にブレードホーミングと薙ぎ払うようなモーションがあり、似たような性質を持つグラインドブレードと比べて(左腕のパージが無いなどのメリットも含めて)扱いやすいが、ユニットの接続までのプロセスが他のOWと比べてもかなり長く、更に駆動時間も長いなため熱によるダメージを負いやすい。
逆に言えば限界出力とEN伝達率を上げたACであれば最高で3回は攻撃できることになる(ただし、アップデート後はチャージ容量増大により、使用回数は減少した)。
ストーリーミッションにおいて主任が駆るAC「ハングドマン」が再起不能(AP0)なまでに破壊されたにもかかわらず再起動し、即興でその場にあった普通の柱をマスブレードにして欠損した右腕部の代わりに接続して再度プレイヤーに襲い掛かってくる。
その為、このマスブレードはある意味ではACの規格ではなく建築基準法に基づいて設計された兵装と言えるだろう。
その場にあったものを武器として振るっている為、ブースターやハンマーは取り付けられておらず、当然の事ながらプレイヤーが使用可能なマスブレードとは形や性能が異なる。
しかもこの柱には常に攻撃判定が発生しており、更に薙ぎ払うようにして殴るだけでなく、上に振りかぶって叩きつけてもくる。
無論、どの攻撃でも当たれば即死なので、一回避けたからと言って油断しないように注意しなければならない。
マップ内に林立している柱を粉砕しながら猛然と距離を詰めてくる様はまさに恐怖である。
ちなみに、主任が柱を武器にしたというこの伝説を聞いたあるミグラントがこれを模倣して製作したのが、何を隠そうマスブレードである。
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