概要
ガディソードにて使用される機動兵器。地球の最上重工でも、ガディソードから脱出したフェアリが提供したC.U.B.E.エンジン(『XO』ではX.E.N.O.N.ドライブ)実験搭載機であるソウルランサーのデータや、試作型のC.U.B.E.エンジンを用いて、高機動戦重視のソウルガンナー、特機型のソウルセイバーを開発している。
なお、『GC』の製作には『サンライズ英雄譚』、『機甲武装Gブレイカー』を製作したサンライズインタラクティブが協力しているため、両者のオリジナルロボットはデザインやBGMが非常に似ている[1]。主人公の「アカツキ」という姓やロボットの「マルチウォーカー」という名称も同じだが設定に繋がりは無い。『OGシリーズ』では、それらの酷似した機体(ソウルセイバー / スーパーソウルセイバー、アラウンザー以外の全機体)は登場しないと明言されており、マイティウォーカーと名称も変更されている。
デザインは『GC』『XO』に登場した機体は大河原邦男が、『OGMD』で新登場した機体のうち、レオニシスの系列機とギャノニアの系列機は太田大河が担当している。
採用技術
- C.U.B.E.(キューブ)
ガディソードが発見した未知のエネルギー物質。より高次元の空間よりエネルギーを無限に供給するホワイトホール的なものと考えられている。ガディソードの研究者であるフェアリは、この物質の研究を行っていたが、ヘルルーガやヴォートはこの物質のエネルギーを兵器に転用する事を考え、C.U.B.E.エンジン、C.U.B.E.搭載機の設計を行った。のちにこの技術の応用で物体を複製できることが判明し、ガディソードはその効果を利用して機動兵器およびパイロットを複製・量産した(主にギルガザムネ、ジャークライジンオー、アプシン等)。『XO』では名称がX.E.N.O.N.(ゼノン)に変更。
- C.U.B.E.(キューブ)エンジン
エネルギー物質「C.U.B.E.」で稼動するエンジン。CISバリエーションの先行試作機であるソウルランサーに実験的に搭載された。他にも実験的に同系のエンジンが幾つか製作されていたが、これらの内の一つは、フェアリがC.U.B.E.エンジン実験搭載機のソウルランサーでガディソードを脱出する際に持ち出し、後に最上重工で開発された特機型マルチ・ウォーカー、ソウルセイバーに搭載されている。『XO』では名称がX.E.N.O.N.ドライブに変更された。
- ジーベ・ドライブ
『OGMD』に登場したヘルルーガが開発したクロスゲートから放出されるエネルギーを吸収、変換する動力炉。