概要
2011年に公開されたアメリカの映画。
監督はダンカン・ジョーンズ。
原題は「Source Code」。プログラミング用語のソースコードのこと。
「過去の記憶」に潜入し体験する装置を用いて爆破テロの犯人を探す物語。
しかし物語が進むにつれ、衝撃の真実が明かされていく。
あらすじ
アメリカ空軍大尉のスティーヴンスはシカゴ行き通勤列車の中で目を覚ます。時刻は朝7時40分だ。
しかし、スティーヴンスはアフガニスタンで従軍していたはずであり、なぜここにいるのか、同席しているクリスティーナという女性が何者なのかもわからない。
トイレで鏡を見てみるとそこに映るのは別人の顔であり、身分証にはショーン・フェントレスと書かれていた。
状況が飲み込めないうちに、列車が突如として大爆発に襲われ、スティーヴンスたちは死亡した…かに思われた。
目覚めたスティーヴンスは操縦席のような謎の場所に座っていた。
混乱する彼に、モニター越しにグッドウィン大尉が話しかける。
「列車爆発は朝7時48分に実際に起きた事件だ」「特殊な装置を用いて、事件の犠牲者であるショーンの記憶に意識だけ転送することができる」ということらしい。
しかし、転送できるのは朝7時40分からの8分間だけ。
スティーヴンスの任務は何度も転送を繰り返し、犯人を見つけ出すことだったのだ。
登場キャラクター
()内は演者。
- コルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)
アメリカ陸軍の大尉。パイロット。
爆破テロの犠牲になった男性ショーン・フェントレスの記憶を追体験し、犯人を探す。
- クリスティーナ・ウォーレン(ミシェル・モナハン)
ショーン・フェントレスの記憶の中に登場する女性。
- コリーン・グッドウィン(ヴェラ・ファーミガ)
空軍の大尉の女性。モニター越しにスティーヴンスに指示を出す。
- ラトレッジ(ジェフリー・ライト)
過去の記憶に潜入する装置を開発した博士。